- 2022/03/18 掲載
中国、国家統計局の監視強化へ データ不正防止
国家統計局は近年、統計規律や法律の違反に対し「毅然とした態度で」調査・対応を進めてきたが、「統計データ不正の問題は依然として比較的顕著だ」としている。
一部の地方政府は、データを改ざんして「経済発展の幻想」を生み出したり、データの操作を極秘で指示しているという。
中央規律検査委は、研究開発やエネルギー強度、炭素強度など、経済・社会発展の質に関する統計で不正が行われていると指摘。一部の地方政府が経済成長を優先し、経済発展の他の分野を無視したり、統計を通じて個人的な成果をアピールしていると主張した。
今後、定期的にデータの質の検査を無作為に行うほか、統計不正を防止・処罰するため、地方政府が説明責任を果たす制度の構築を監督する。「悪い傾向に容赦なく歯止めを掛ける」としている。
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