- 2022/03/31 掲載
チリ中銀、今年の成長率予想を下方修正 消費と投資減で
中銀は、「2022・23年の経済成長率は、民間消費と投資の減少によりポテンシャルを下回る見通し」との声明を発表した。
また今年のインフレ率は中銀の許容範囲を上回る8.2%に達するとし、従来の4.5%から予想を修正した。
消費者物価上昇の背景として、新型コロナウイルス禍に伴う景気刺激策が後押しして、ここ数四半期「過度な支出増」が見られたことを挙げた。一方、29日には高インフレ対策として政策金利を150ベーシスポイント(bp)引き上げて7%にした。
中銀は、インフレ率が今年後半から「2年余りかけて目標範囲に収まる」と予想した。
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