- 2022/04/21 掲載
米景気「緩やかに拡大」=ロシア侵攻で不透明感―FRB報告
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、全米12地区の連邦準備銀行景況報告(ベージュブック)を公表し、2月半ば以降の景気が「緩やかに拡大した」との総括判断を示した。前回報告の「小幅から緩やかな拡大」から引き上げたが、ロシアのウクライナ侵攻で先行きに不透明感が出ていると警戒感をにじませた。
報告によると、個人消費が加速し、製造業も大半の地区で全般的に堅調だった。ただ、ウクライナ危機でエネルギーや金属、農産物価格が急上昇。中国が新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を導入したことで、サプライチェーン(供給網)の障害が悪化したとの指摘もあった。
【時事通信社】
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