• 2022/05/09 掲載

FRBのウォラー理事とブラード総裁、金融政策への批判に反論

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[6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事とブラード・セントルイス地区連銀総裁は6日、FRBはインフレ対応で後手に回ったとの批判に反論した。3月の利上げ開始のかなり前から、金融引き締めは始まっていたと主張した。

両氏はスタンフォード大学主催の会議で述べた。ともにFRBの中でタカ派とされている。

ウォラー理事は、FRBが緩和政策の終了をフォワードガイダンスで示唆し始めた昨年秋に2年債利回りが上昇したことを指摘し、こうした動きは12月までの2回の利上げに相当したと主張。FRBが遅れを取ったとの見方に反論した。

また、ブラード総裁は考えられているほどFRBが後手に回っていないと述べた。

FRBは今月、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ0.75─1.00%とした。専門家の間では、目標(2%)の3倍の水準にあるインフレ対応としては金利は低過ぎるとの声が上がっている。

ブラード総裁はこれに同意し、インフレは高過ぎると指摘。インフレをコントロール下に置くには金利はおそらく3.6%まで引き上げるべきと主張。市場はすでにこうした大幅利上げを織り込んでいると述べた。

また、ウォラー理事は「現在の状況がわかっていれば、FRBはテーパリングを加速させ利上げをもっと早い時期に実施しただろう。だが、それは誰にもわからないことで、金融政策の本質だ」と述べた。

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