• 2022/07/13 掲載

午後3時のドルは小幅高137円付近、米指標にらみ売買交錯

ロイター

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[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅高の137円ちょうど付近。実需などの買いで一時137円前半を回復する場面もあったが、注目の6月米消費者物価指数(CPI)の発表を今夜に控え、値動きは小幅にとどまった。

ドルは午前の取引で一時137.25円まで上昇。輸入企業の買いに加え、アジア市場で米10年債利回りが小幅ながら上昇したことも支えとなった。しかし、売買が一巡した午後には上げ幅が縮小。136円後半から137円前半を行き来する展開が続いた。

アジア市場ではNZドルが荒い値動きとなった。中銀はこの日の金融政策委員会で、市場予想通り0.5%の利上げを決定。声明で、CPI上昇率に短期的な上振れリスクがある一方、経済活動には中期的な下振れリスクがあるなどとしたことで「今後の継続的な利上げ見通しに不透明感が増した」(外銀)という。

発表を受けて、一時84円前半へ急上昇したNZドルは、その直後に83円半ばへ一転急落。昼過ぎに再び84円台を回復するなど上下に振れた。現在は83円後半で値動きが落ち着いてきた。

今夜の米CPIが大きな注目を集めているのは、前月に40年ぶりの高い伸びを示したことに加え、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁が12日、6月の同指数は伸び加速が見込まれる、などと発言したため。予想を上回れば、市場の利上げ観測がさらに強まってドル買いが勢いづく見通し。

一方で、予想から下振れた場合は「今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利上げにとどまるとの見方から、調整目的のドル売りがでるとみられ、一時的に135円付近まで下落する可能性がある」(楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏)との声が聞かれた。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 136.99/01 1.0035/39 137.50/54

午前9時現在 136.72/74 1.0028/32 137.13/17

NY午後5時 136.86/89 1.0036/40 137.32/36

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