- 2022/07/19 掲載
米金融大手、全6社が大幅減益=景気後退に備え―4~6月期
【ニューヨーク時事】JPモルガン・チェースなど米金融大手6社の2022年4~6月期決算が18日出そろった。高インフレや景気後退懸念を受け、全社が大幅減益となった。融資の焦げ付きに備えた貸倒引当金の繰り入れなど、不良債権処理費用がかさんで利益を圧迫。市場の不安定化を背景に企業の債券・株式発行やM&A(合併・買収)も低調で、手数料収入が落ち込んだ。
米国ではサプライチェーン(供給網)の混乱や原油高、急激な需要拡大により、約40年半ぶりの記録的なインフレが進んでいる。米連邦準備制度理事会(FRB)は積極的な利上げで物価高を抑える考えだが、急激な引き締めが景気の腰折れを招くとの不安も大きい。
最大手JPモルガンの純利益は前年同期比28%減の86億ドル(約1兆1900億円)。貸倒引当金を4億ドル積み増すなど、不良債権処理費用は全体で11億ドルに膨らんだ。シティグループやバンク・オブ・アメリカなども同様に費用が拡大。新型コロナウイルス危機からの回復で景気が上向き、引当金を取り崩して利益を計上した前年同期からの反動もあり、30%前後の大幅減益となった。
【時事通信社】
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR