- 2022/07/19 掲載
マレリHD、再建計画が認可 KKR支援で資本再生へ
[東京 19日 ロイター] - 米投資ファンドKKR傘下で日産自動車系の大手自動車部品メーカー、マレリホールディングス(さいたま市)は19日、簡易再生手続きのもと提示した再建計画が債権額ベースで約90%の債権者からの同意を得て可決され、東京地裁が認可したと発表した。再建計画に基づく資本再編は、支援企業(スポンサー)であるKKRの追加出資と金融機関による債権放棄が中心となる。
売掛債権などの商取引債券は保護される。8月上旬にも再建計画の認可決定が確定する見通しで、これを受けて資本再編策を実行に移す。
社長兼CEOのデビッド・スランプ氏を中心とする経営体制は維持する。スランプ氏は「再生計画の認可は重要な一歩」とのコメントを発表した。
帝国データバンクによると、マレリの2020年12月末時点での負債総額は約1兆1856億円で、タカタの1兆0823億円を超えて製造業では過去最大の負債額となる。
同社では20年12月期の業績は3期連続の最終赤字となっており、私的整理の一つであるADR(裁判外紛争解決手続き)により経営再建を進めたが、債権者全員の同意が得られず断念、法的整理の民事再生法に基づく手続きである簡易再生に移行した。
きょう債権者集会を開催し、事業再生ADRの手続きで提示した計画について、簡易再生のもと改めて決議を諮った。
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