- 2022/07/21 掲載
博報堂、クライアント企業のWEB3.0市場への参入支援を開始
第一弾として、カルビー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤 秀二)が、CryptoGames株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:小澤 孝太)の提供する農業体験ゲーム「Astar Farm」上で実施するNFTゲーム施策を開発いたしました。
近年、インターネット界の大きなトレンドとして注目されている「WEB3.0」。中央集権型のWEB2.0と違って、WEB3.0はデータ所有権を分散管理することで、情報を民主的に取り扱うことが可能となる、分散型のインターネット社会の到来として期待が集まっています。
また、数年前の暗号資産トレンドとは異なり、投資家のみならず生活者も参加しやすいWEB3.0サービスの開発に取り組む企業も増えています。
生活者向けのサービスが少しずつ広がりを見せている一方、ブロックチェーン、NFTなどの新技術に関する知見やスキル不足、特に欧米発のサービスが多く、日本企業にとっては、言語の問題などでサービス開発・実装が困難で、WEB3.0市場への参入へのハードルが高いのが現状です。さらに、生活者にとっても同様に暗号資産に慣れ親しんだユーザー以外には、活用が進んでいない状況となっています。
今回連携するAstar Networkは、日本発のパブリックブロックチェーンであるため、日本へのサポートが手厚く、日本の大手企業やIPコンテンツと連携しやすい環境にあります。博報堂は、このAstar Networkを活用し、クライアント企業のWEB3.0市場でのサービス開発などを行い、より多くの生活者がWEB3.0に参加できる世界の構築を目指してまいります。
当取り組みの第一弾として、CryptoGames株式会社が提供する農業体験ゲーム「Astar Farm」上でカルビー株式会社のWEB3.0上でのNFTゲーム施策を開発いたしました。
「Astar Farm」は、暗号資産を預けることで、畑に種をまき野菜を育て、収穫した野菜を販売できるGameFi(ゲームをプレイすることで報酬・利益を得る仕組み)です。
今回開発した本施策では、Astar Farm上でバーチャルなじゃがいもを収穫したユーザーに抽選で、カルビーのリアルなじゃがいもの商品が届くキャンペーンを本日より実施し、WEB3.0とリアルを繋ぐ新しいマーケティング施策の取り組みを検証してまいります。
今後、博報堂ミライの事業室は、国境や地域といった隔たりがなく、生活者と繋がることができるWEB3.0の特徴を活かし、Astar Networkを活用しクライアント企業のグローバルマーケティングも支援してまいります。
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