- 2022/08/10 掲載
ビール大手、全社増収=海外好調、2社が増益
ビール大手4社の2022年6月中間連結決算(国際会計基準)が10日、出そろった。海外事業の好調を背景に、売上高に当たる売上収益は全社で増収となった。純損益は、サントリーホールディングス(HD)とキリンHDが増益を達成した一方、アサヒグループHDは減益、サッポロHDは6月中間決算としては2年ぶりに赤字に転落した。
海外市場ではコロナ禍からの経済活動の正常化が進み、消費が回復。サントリーの売上収益はコロナ禍前(19年6月中間)を上回った。キリンは北米飲料事業の収益が伸び、アサヒは欧州での高価格帯ビール販売が好調だった。円安進行も海外収益を押し上げる要因となった。サッポロは外食などが苦戦した。
【時事通信社】
関連タグ
関連コンテンツ
PR
PR
PR