• 2022/08/12 掲載

独シーメンス、4―6月は12年ぶり赤字 エネ部門減損やロシア撤退で

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
[チューリヒ 11日 ロイター] - ドイツの機械大手シーメンスが11日発表した第3・四半期(4―6月)決算の純損益は16億6000万ユーロの純損失となり、四半期として2010年以来の赤字を計上した。傘下の「シーメンス・エナジー」の保有株で27億ユーロ分、ロシアのウクライナ侵攻に伴いロシア事業撤退を決定したことで5億5800万ユーロ分を減損処理したことが響いた。

一方、売上高は拡大。受注額は220億7000万ユーロ(228億ドル)と、前年同期比7%増加した。工場自動化関連ですべての部門の受注が増加。部品や物流のコストは上昇したが、販売価格転嫁で相殺できたという。

ブッシュ最高経営責任者(CEO)は声明で、インフレなどにもかかわらず4─6月も需要は引き続き強かったと指摘。受注の20%の伸びは第1・四半期の始まりから続いていると評価した。

トーマス最高財務責任者(CFO)は記者団に対し、自動車や機械、エレクトロニクスなどの分野で基調的な成長の勢いが続いており、「ある種の正常化の兆候」を感じると述べた。7―9月もこうした動きが続くとみられるものの、その後は徐々に受注が落ちるとも予想。30%超の受注拡大が長期間続くとみるのは非現実的だとの考えを示した。

同社は22年度通期の1株当たり利益見通しを8.70─9.10ユーロから5.33―5.73ユーロに下方修正した。

関連タグ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます