• 2022/08/15 掲載

日経平均は続騰、米インフレ警戒に和らぎ 値がさ株中心に上値追い

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[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続騰し、前営業日比で324円80銭高の2万8871円78銭で大引けた。前週末の米国市場でインフレへの過度な警戒感が和らぎ長期金利が低下傾向となったことを背景に、指数寄与度が大きい値がさ株を中心に物色され上値追いに弾みを加えた。日経平均は1月6日以来の水準となっている。

12日の米国株式市場は、インフレが7月にピークを付けた可能性が示されたことで強気相場は進行中との見方が強まり上昇して終了。日本株も好地合いを引き継ぐ形で、終始堅調な展開となった。

ただ、夏休みシーズンで参加者が減少しており、商いは細り気味。商いの実態は売り物薄の中、買い戻しが活発化している様子だ。市場では「決算発表も一巡したことで、物色面では方向感が定まらなくなっている」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれる。

個別でファーストリテイリングが年初来高値を更新したことが象徴しているように「値下がり銘柄の方が多く、値がさ株がリードした相場となっている。全体的には踏み上げで上値を追った格好だ」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)という。

TOPIXは0.60%高。東証プライム市場の売買代金は2兆5601億8100万円だった。東証33業種では医薬品、精密機器などの上昇が目立つ。個別では、東京エレクトロン、ファナックなど値がさ株に堅調なものが多いが、日本郵船など海運株がさえない。

プライム市場の騰落数は、値上がり841銘柄(45%)に対し、値下がりが912銘柄(49%)、変わらずが85銘柄(4%)だった。

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