- 2022/08/16 掲載
横河電機、OpreX IT/OT Security Operations Centerサービスの提供を開始
ネットワークやIT/OTインフラに対するサイバーセキュリティの脅威をリアルタイムで監視することで包括的な保護を提供し、業務におけるダウンタイムを軽減するだけでなく、IT/OTの資産管理を容易にします。
■開発の背景
現在、毎日のように新たなサイバーセキュリティ脅威が出現しています。技術の進化に伴い、サイバー脅威や脆弱性が組織のデータ・資産・評判に深刻な損害を与える可能性があり、セキュリティの脅威は経営リスクの一つとして認識されています。セキュリティ・オペレーション・センター(SOC)は、まだ発見されていないサイバーセキュリティ脅威・脆弱性を専門的に調査していることから、効果的なサイバーセキュリティ戦略に欠かせないものとなりつつあります。
従来、ITドメインとOTドメインは別々に管理されていましたが、現在はデジタルトランスフォーメーション(DX)によってIT/OTネットワークの統合が推進されており、ますます融合が進んでいます。IT/OTの双方を統合して管理するセキュリティ・オペレーション・センターを設置し、データレイク、ツール、リソース、プロセスを共有することで、業務の効率化が図れます。
横河電機では世界各地のYOKOGAWAグループ企業のITインフラを対象として、2019年から社内のセキュリティ監視サービスの開発を開始しています。このサービスを通じて、パソコン、DNS(domain name server)・AD(Active Directory)サーバー、侵入検知システム、工場システムなどの監視や、サイバー脅威に関する情報(CTI: cyber threat intelligence)や・機械学習(ML: machine learning)のソフトウエアを利用し1日最大6億件のイベント処理を行っています。当社の豊富な経験を活かした、OTセキュリティに対する高品質の取り組みを通じて、横河電機ではクラウドベースのIT/OT SOCサービスを開発し、IT/OTドメインのセキュリティに対して総合的アプローチをお客様に提供します。
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