- 2022/08/17 掲載
米7月住宅着工、1年半ぶりの低水準 許可件数も減少
6月の着工件数は159万9000戸と、前回発表の155万9000戸からやや上方修正された。
ロイターがまとめた7月のエコノミスト予想は154万戸だった。
住宅建設で最も大きな割合を占める一戸建て住宅の着工件数は10.1%減の91万6000戸となり、20年6月以来の低水準となった。地域別では、中西部と人口密度の高い南部で減少したが、西部と北東部で増加した。
5戸以上の集合住宅の着工件数は10.0%減の51万4000戸。賃貸住宅への堅調な需要が引き続き支援した。
7月の建設許可件数は1.3%減の167万4000戸と10カ月ぶりの低水準。一戸建て住宅の建築許可件数は4.3%減の92万8000戸。集合住宅の建設許可件数は2.5%増の69万3000戸だった。
フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)のデータによると、30年固定金利住宅ローンの平均は5.22%付近と年初の3.22%から上昇している。
未着工の住宅は5.0%増の29万6000戸と急増。一戸建て住宅が2.1%増の14万6000戸となった。
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