- 2022/08/17 掲載
下請け請求額水増し、1億円詐取か=子会社元社員、告訴検討―高松グループ
高松コンストラクショングループは17日、子会社東興ジオテック(東京)の40代男性元社員が2016年ごろから今年4月までに、計1億2600万円余りを詐取していたと発表した。同社は元社員を8月9日付で懲戒解雇し、近く詐欺容疑での刑事告訴を検討している。
高松グループによると、元社員は耐火レンガを扱う事業部門に所属。複数の下請け会社の社員と共謀して工事の費用を水増し請求させ、水増し分の一部を現金や商品券で自身に還流させていたという。今年4月に下請け会社からの問い合わせで発覚し、外部の弁護士などが調査していた。元社員は詐取を認めているという。
同社は「このような不正行為が行われたことは誠に遺憾であり、コンプライアンス(法令順守)強化に努める」とコメントした。
【時事通信社】
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