- 2022/08/22 掲載
SECのESG投資透明性強化案は投資家を混乱、ブラックロック警告
ブラックロックが15日からの週にSECに書簡を提出した。
ブラックロックは監視強化の必要性を認める一方、ファンドの戦略をどう分類するか、ESGの影響をどう説明するかなどで詳細を明らかにするようSECが求めていることについて、資産運用会社が株式や債券を選択する際、実際にはESGがどの程度の重みを持っているかに関して投資家の誤解を招く恐れがあると指摘。「提案された要件は、ESGに配慮しているように見せ掛けるグリーンウォッシュの可能性を高め、投資家を混乱させる」と訴えた。
SECの要求が細かい上にばらばらなため、こうした戦略について独自情報を開示せざるを得なくなり、各社固有の視点の持つ競争上の優位性が低下するという。
またSEC案が、ESGファンドの販売方法や名称の理由開示の義務付けに触れていることも問題だとした。
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