- 2022/08/24 掲載
米百貨店ノードストロームとメーシーズ、通期利益見通し引き下げ
第2・四半期末時点でノードストロームとメーシーズの在庫はそれぞれ約10%と7%増加し、両社とも年末までに在庫圧縮のために大幅な値引きを計画している。
ノードストロームによると、特に需要の冷え込みが顕著なのがアウトレットチェーン「ノードストローム・ラック」で、6月終盤から客足が急激に落ち込んだ。またメーシーズのミッチェル最高財務責任者(CFO)も「消費者が食料品を中心に生活必需品の値上がりに直面しているのに伴い、ここ3カ月で客足が衰え、衣料品分野の売れ行きが鈍っている」と述べた。
メーシーズは通期の調整後1株利益見通しを従来の4.53-4.95ドルから4.00─4.20ドルに修正。ノードストロームも調整後1株利益見通しを3.20─3.50ドルから2.30─2.60ドルに、売上高伸び率見通しを6─8%から5─7%に下げた。
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