- 2022/09/13 掲載
日経平均は小幅続伸、底堅さ維持 米CPI控え徐々に様子見
日経平均は小高く寄り付いた後、ハイテク株の強さなどに支援され一時前営業日比約110円高の2万8659円76銭まで上値を伸ばした。
ただ、前日までの3営業日で日経平均は1000円以上上昇していたほか、米CPIの発表を控えていることから、利益確定売りに上値を抑えられる場面もあった。後場は膠着感が強まり、値幅は60円程度にとどまった。
市場では9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%利上げの織り込みが約9割に達しており、「米CPIの結果が市場予想程度であれば、株式市場が大きく動揺することはない」(国内金融機関)との声が聞かれる。
一方、コアCPIは前年同月比で伸びが加速する見込みで、予想を大きく上回った場合は「金融引き締め継続の思惑で株価が調整する可能性もある」(松井証券・投資メディア部長、窪田朋一郎氏)との声もある。窪田氏は「足元の市場はやや楽観的な見方に傾いているのではないか」と指摘し、引き締め継続への警戒感が高まれば日経平均は下値模索の展開となるとみている。
TOPIXは0.32%高の1986.57ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比0.32%高の1022.27ポイントで取引を終えた。東証プライム市場の売買代金は2兆3608億5300万円だった。東証33業種では、その他製品、陸運業、空運業など24業種が値上がり。輸送用機器、保険業、精密機器など9業種は値下がりした。
個別では、任天堂が5%高と堅調。9日に発売したニンテンドースイッチ向けソフト「スプラトゥーン3」の国内販売本数が、発売後3日間で345万本を超えたと12日に発表し、好感された。
指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅安の一方、ソフトバンクグループ小じっかり。東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株は底堅く推移した。
プライム市場の騰落数は、値上がり1008銘柄(54%)に対し、値下がりが735銘柄(40%)、変わらずが94銘柄(5%)だった。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR