• 2022/09/19 掲載

ECB利上げ、来年も続く可能性 消費者に痛み=レーン専務理事

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ウェックスフォード(アイルランド) 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事兼主任エコノミストは17日、インフレ高進につながっている需要を抑制するため、ECBは来年も利上げを継続する可能性があり、消費者に痛みをもたらすとの見解を示した。

インフレ率が2桁に近づく中、ECBは7月と9月に大幅な利上げを実施。長期的なインフレ期待が目標の2%を超えていることから、さらなる行動を取ると表明している。

レーン氏は会議で「われわれは、これが需要を減衰させると考えている。痛みを伴わないふりをするつもりはない」と述べた。「需要は現在、インフレ圧力の要因となっている。6カ月前や9カ月前とは状況が異なる」と語った。

また、ECBの預金金利は0.75%と景気支援を続ける中、依然として低く、中銀の仕事はまだ終わっていないと指摘。

金利は年内、会合ごとに引き上げられる可能性があるほか、来年初めにも上昇する可能性があるとした。その上で、ECBはどこで利上げを停止するかについてオープンな姿勢を維持しており、会合ごとに判断すると述べた。

また、これとは別にアイルランドの放送局RTEのインタビューで、ユーロ圏経済について、冬場にほぼ横ばいになる見通しだとした上で、エネルギー価格高や天然ガス不足を踏まえ、リセッション(景気後退)の可能性を排除しない姿勢を示した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます