- 2022/09/20 掲載
米国株式市場=反発、FOMC控え不安定な展開
[19日 ロイター] - 米国株式市場は反発して取引を終えた。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなる中、相場は終日プラス圏とマイナス圏を行き来する展開となった。
20─21日のFOMCでは少なくとも75ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されると予想されており、100bp利上げの確率も15%織り込まれている。
ベル・エア・インベストメント・アドバイザーズのパートナー、ジョシュ・マークマン氏は「21日のFOMC結果が注目されている。それまでは様子見となるだろう」と指摘。
「消費者物価指数(CPI)が強い内容となったことから厳しい状況に直面する連邦準備理事会(FRB)はインフレを抑制しようとしており、これが株式市場で意識された」と語った。
投資家の警戒感を反映し、この日の米取引所の合算出来高は958万株と今年6番目の低さとなった。
S&P主要11セクターは大方が上昇したが、ヘルスケアは0.6%下落。バイデン大統領が18日に放送されたインタビューで、新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)は「終わった」との見解を示したことを受け、ワクチンメーカーのモデルナが売られ、セクターの重しとなった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 31019.68 +197.26 +0.64 30722.86 31026.89 30559.37
前営業日終値 30822.42
ナスダック総合 11535.02 +86.62 +0.76 11338.57 11538.13 11337.83
前営業日終値 11448.40
S&P総合500種 3899.89 +26.56 +0.69 3849.91 3900.45 3838.50
前営業日終値 3873.33
ダウ輸送株20種 13075.10 +249.76 +1.95
ダウ公共株15種 1024.62 +11.76 +1.16
フィラデルフィア半導体 2577.94 +14.80 +0.58
VIX指数 25.76 -0.54 -2.05
S&P一般消費財 1253.01 +16.61 +1.34
S&P素材 464.26 +7.44 +1.63
S&P工業 761.79 +10.02 +1.33
S&P主要消費財 745.24 +4.85 +0.65
S&P金融 553.57 +6.11 +1.12
S&P不動産 250.88 -0.54 -0.21
S&Pエネルギー 596.73 +0.46 +0.08
S&Pヘルスケア 1473.11 -8.03 -0.54
S&P通信サービス 176.82 +0.77 +0.44
S&P情報技術 2270.06 +18.44 +0.82
S&P公益事業 381.08 +4.95 +1.32
NYSE出来高 9.55億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 27505 + 155 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 27490 + 140 大阪比
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