- 2022/09/22 掲載
検査不正が常態化=出光子会社―調査報告書
出光興産子会社の東亜石油と昭和四日市石油(三重県四日市市)は22日、品質検査の不正問題をめぐり、特別調査委員会による報告書を発表した。報告書では、法律で定められた回数の検査をしていないといった不正の常態化が判明。社員の意識改革や業務負担の軽減で再発防止を図るとしている。
東亜石油では、新たに重油など3品目でも不正が発覚し、検査不正は計15種類の製品に拡大した。報告書は、試験結果の改ざんなど一連の不正を「当然のものと放置し、自ら改善できなかった」と指摘。一部の不正は少なくとも1997年から始まったという。昭和四日市石油でも、一部検査の法令違反が2005年から続いていたとみられる。
【時事通信社】
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