- 2022/09/26 掲載
中国人投資家のオフショア債投資急増、ドル高と米金利急上昇で
債券通のうち本土投資家による香港市場での売買(南行き取引)は、3月には159億元と現在の5%の規模しかなかったが、その後は毎月急激に増加した。金融政策の違いから中国と米国の金利差が開いたためだ。
米国と中国の10年物国債の利回り差は100ベーシスポイント(bp)を超え、過去15年で最大となっている。
中国は海外債券への投資が急増している上に、海外で中国のオンショア債に対する関心が低下しているため、資本流出が一段と進む恐れがある。
当局の最新データによると、8月の外国人投資家の中国債券保有高は7カ月連続で減少した。
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