- 2022/09/26 掲載
中国銀行セクター、8月末時点の不良債権比率は1.80%
銀保監会は中国経済が新型コロナウイルス禍からの回復で重大な岐路にあり、環境の複雑さ、厳しさ、不確実性が増しているとの見解を示した。
また、銀行セクターは実体経済への金融支援を強化したと指摘した。今年1─8月の新規融資は15兆6000億元で、前年同期比5540億元増加した。
中国は不動産市場の合理的な資金需要に応え、中国恒大集団[3333.HK] など業界リーダーが直面しているリスクに対処するため、入念な措置を講じるとも表明した。
中国最大の政策銀行である中国国家開発銀行は、東北部・遼寧省での不動産プロジェクト遂行に向けた地方政府の取り組みを支援するために融資を提供したという。
8月末時点の銀行セクターの不良債権残高は、3兆8000億元(5343億ドル)だった。
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