- 2022/10/05 掲載
世界貿易は来年大幅鈍化、WTOが下方修正 エネルギー高などで
今年の伸び率は3.5%と、4月の予測(3.0%)から上方修正したが、23年の予測は3.4%から1.0%に下方修正した。
予測には高度の不確実性があるとし、今年は2.0%増─4.9%増、23年は2.8%減─4.6%増という予測レンジを示した。
オコンジョ・イウェアラ事務局長は声明で「世界的なサプライチェーンの縮小は、インフレ圧力を高め、経済成長の鈍化や生活水準の低下につながるだけだ」と指摘し、貿易規制に走らないよう警告。
世界が必要としているのは、より多様で偏りの少ない生産・サービスの基盤であるとし、そうした基盤こそが異常気象や地域の混乱による影響を緩和して長期の物価安定を促し、耐性を高め、成長を押し上げると指摘した。
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