• 2022/10/08 掲載

次期日銀総裁、雨宮・中曽氏有力=政府、「ポスト黒田」検討本格化―異次元緩和の修正課題

時事通信社

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黒田東彦日銀総裁(77)の任期が残り半年となり、政府は次期総裁人事の検討を本格化させる。後継としては雨宮正佳副総裁(67)、前副総裁の中曽宏大和総研理事長(68)が有力視される。日銀が2%物価目標の実現へ続けている「異次元金融緩和」の正常化をどう進められるかが「ポスト黒田」の課題となりそうだ。

黒田総裁の任期は2023年4月8日まで。日銀総裁は衆参両院の同意が必要なため、政府はそれまでに人事案を固め、国会に提示する。

雨宮、中曽両氏とも日銀出身。雨宮氏は金融政策の企画・立案を担う企画担当が長く、早くから「将来の総裁候補」と目されてきた。黒田総裁就任以降は、理事、副総裁として一貫して大規模金融緩和を支えている。中曽氏は黒田総裁就任時の13年から5年間副総裁を務めた。08年のリーマン・ショック時は金融市場局長として危機対応に奔走したほか、国際経験が豊富で海外の中央銀行にも知己が多い。

このほか、黒田氏と同じ元財務官の浅川雅嗣アジア開発銀行総裁(64)も候補に挙がる。

足元では、海外との金融政策の方向性の違いによる急速な円安が進展するなど、大規模緩和による「副作用」が目立ち始めている。金融政策の刷新感を打ち出すために、岸田文雄政権が別の候補を模索する可能性もある。

国会には総裁とセットで副総裁候補2人も提示される見通し。正副総裁候補としては、日銀・財務省出身者のほか、初の女性就任を予想する声も出ている。

もっとも金融政策をめぐっては、市場では次期総裁に交代する来春以降も直ちに現行の大規模緩和策が修正されるとの見方は少ない。「雨宮氏、中曽氏のいずれが総裁になっても金融政策に大きな違いは出ない」との指摘が聞かれる。

【時事通信社】 〔写真説明〕日銀副総裁に就任し、記者会見を行う雨宮正佳氏=2018年3月20日、日銀本店 〔写真説明〕日銀副総裁に就任し、記者会見を行う中曽宏氏=2013年3月21日、日銀本店

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