- 2022/11/15 掲載
ECB、成長抑制する引き締めには正当な根拠必要=パネッタ理事
ECBは7月以降、合計2%ポイントの利上げを実施。市場は12月に0.5%か0.75%の利上げを予想している。
パネッタ氏は講演で「需要を過剰かつ持続的に圧縮すれば、生産を恒久的にトレンドを下回る水準に押し下げるリスクに直面することになる」と指摘した。
「インフレ期待が安定している限り、金融政策は調整はしても過剰反応すべきではない。需給の勢いに不確実性があることから、どの程度の調整が必要かについて慎重であり続ける必要がある」と述べた。
パネッタ氏は、ECBの措置が経済に波及するには一定の時間が必要だと指摘。一連の利上げは2024年まで毎年成長率を1%押し下げる見込みで早すぎる措置にならないよう警告を発した。
ECBが成長を抑制する水準まで引き締めを続ける可能性があるものの、それには正当な根拠が必要と指摘。「慎重であることは、われわれが緩和縮小から需要制限に移行しなければならなくなる可能性を排除するわけではない。しかし、明確な二次的影響が見られない場合は、現在のショックが需要よりも供給に悪影響を与え続ける可能性が高いという説得力ある証拠が必要になる」と述べた。
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