- 2022/11/16 掲載
ウォルマート、通期見通し上方修正 200億ドル自社株買い
200億ドルの自社株買い計画も合わせて発表。ウォルマートの株価は7%超上昇し、半年ぶりの高値を更新した。
通期の売上高見通しは5.5%増とし、従来見通しの4.5%増から引き上げた。通期の調整後1株利益は、6─7%減と予想した。従来見通しは9━11%減だった。
年末商戦を含む第4・四半期(11━23年1月)の米既存店売上高(燃料除く)見通しは約3%増とし、市場予想の3.4%増を下回った。レイニー最高財務責任者(CFO)は、一段の値下げに加え、食品価格上昇を背景とした一般商品への支出減速の可能性を指摘した。
レイニーCFOはまた、食品価格が10%台半ばの上昇率になると見込む一方、一般商品の価格の伸びは「かなり」緩和したと指摘した。
第3・四半期(8━10月)の米既存店売上高は8.2%増加した。一方、損益は18億ドルの赤字。医療用鎮痛麻薬オピオイド訴訟に絡む和解金関連費用として33億ドルを計上したことが響いた。
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