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兵庫県立大 田中教授が「犯罪向けAI大全」解説、怖すぎる…WormGPT、FraudGPTとは?
近年、セキュリティの世界において「AI」が1つの重要テーマとなっている。企業を狙う攻撃者はAIを武器に攻撃の自動化を進めたり、攻撃パターンの最適化を進める一方、そうした攻撃から企業を守るセキュリティツールなどにも続々とAIが組み込まれるようになってきている。今後、私たちはAIによって複雑化していくセキュリティの世界をどう乗り切れば良いのだろうか。サイバーセキュリティの専門家である兵庫県立大学 教授の田中俊昭氏が、AIが防御側・攻撃側にどのように使われているのかを整理しつつ、そこから見えてくる対策のポイントを解説する。守りでも攻撃でも有効な手段となるAI
同氏はこれまで大手通信事業者の研究所で、携帯電話やスマートフォンの認証、暗号技術、ネットワークセキュリティ対策などの研究開発に携わってきた人物だ。2021年4月に兵庫県立大学に移って以降は、Beyond 5GやAIのセキュリティ研究を行っている。
AIを使ったセキュリティ市場は、ある米国の調査会社のレポートによると、2029年には約600億ドル(9兆円)の市場規模となる見込みだ。今後5年間に関しては、年率で約20パーセントの成長産業となっており、今後もAIをサイバーセキュリティ対策の一環として導入する傾向は続くと予想される。
だが、AIに着目しているのは「守る側」だけではない。AIは攻撃者から見ても非常に有効なツールだと考えられており、サイバー攻撃にもすでに活用されている例がある。それでは、守りでも攻撃でもAIが使われる時代で、企業はどう対策すれば良いのだろうか。ここからは、AIとサイバーセキュリティの全体像を俯瞰したうえで、対策のポイントを解説していきたい。
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・あなたは理解できてる? 「推論モデル」と「生成AI」の違い
・【解説】侵入検知、ログ解説など…防御に使われるAIの種類とは
・【解説】怖すぎる…WormGPT、FraudGPT、攻撃に使われるAIの種類とは
・「AIに対する攻撃」とは?知らないとヤバい…ポイズニング攻撃など「3つの攻撃」
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