記事 Web戦略・EC ヨドバシカメラら「DDoS攻撃」被害、企業サイトが狙われた時の対処法 ヨドバシカメラら「DDoS攻撃」被害、企業サイトが狙われた時の対処法 2016/09/09 8月下旬から様々な企業サイトに断続的なDDoS攻撃(Distributed Denial Of Service:分散サービス妨害攻撃)が仕掛けられているのをご存じだろうか。そのうちの一社であるヨドバシカメラの通販サイトは、DDoS攻撃によって一時閉鎖される事態となった。ヨドバシカメラ規模の大手通販サイトは1日の売上が億単位にも上るため、被害は深刻と言わざるを得ない。DDoS攻撃を受けた場合、企業としてどのような問題が発生し、どのような対処をすべきなのだろうか。
記事 AI・生成AI ハッカーの祭典で「サイバー攻撃のAI化」が注目された理由 ハッカーの祭典で「サイバー攻撃のAI化」が注目された理由 2016/08/22 国際的なセキュリティカンファレンス「Black Hat USA」と「DEF CON」では、毎回新しい攻撃手法や最先端のサイバーセキュリティの攻防技術が発表される。2016年の目玉のひとつは、CTF(Capture the Flag)をすべてコンピュータによって自動化する「Cyber Grand Challenge(CGC)」だ。サーバーへの侵入や防御、セキュリティパッチの作成・適用までコンピュータが行うのだが、狙いは単なるAI技術の研究ではない。AIによる攻撃、サイバーセキュリティの無人化はどのような未来をもたらすのか。
記事 情報漏えい対策 佐賀県に取材して分かった、不正アクセス事件後の「5つの対策」 佐賀県に取材して分かった、不正アクセス事件後の「5つの対策」 2016/07/28 佐賀県教育委員会のネットワークが17歳の少年によって不正アクセスされ、個人情報などが流出した事件。ニュースで取り上げられて1か月以上経過したが、その間にさまざまな事実関係が明らかになった。教育委員会への取材で明らかになった5つの対策や、一連の問題から得られた教訓を紹介したい。
記事 ID・アクセス管理・認証 ヤフー楠正憲氏に聞く、なぜ「認証」がセキュリティのキモになるのか ヤフー楠正憲氏に聞く、なぜ「認証」がセキュリティのキモになるのか 2016/06/24 企業や組織が保有する重要情報を標的にしたサイバー攻撃に大きな関心が集まる。モバイルやクラウドサービスの普及により多様化するワークスタイルに対応しつつ、サイバー攻撃を防ぐためには、「認証」や「ID管理」の仕組みを整備することが欠かせない。ヤフーでCISO-Boardを、また一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパン(OIDF-J)で代表理事をつとめる楠 正憲 氏に、不正アクセスや情報漏えいを防ぐための「ID管理」や「認証」の重要性について話を聞いた。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 JTB、標的型攻撃で793万人の個人情報が流出 JTB、標的型攻撃で793万人の個人情報が流出 2016/06/14 JTBは14日、不正アクセスによって個人情報が流出した可能性があると発表した。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 改正サイバーセキュリティ基本法のポイント解説、なぜNISCの監査範囲が拡大されたのか 改正サイバーセキュリティ基本法のポイント解説、なぜNISCの監査範囲が拡大されたのか 2016/05/27 「サイバーセキュリティ基本法及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案」が4月15日に可決、22日に公布された。今回の改正におけるポイントは、政府機関のセキュリティ対策についてNISCの監査範囲が特殊法人まで拡大されたこと、関連法案の改正でその評価・監査業務を遂行するため情報処理推進機構(IPA)への委託を可能となったこと。情報セキュリティに関する新たな国家資格として「情報処理安全確保支援士」制度が開始されることだ。
記事 コンプライアンス総論 新入社員にも伝えたい! Web/メールセキュリティで疑った方がいい「3つの常識」 新入社員にも伝えたい! Web/メールセキュリティで疑った方がいい「3つの常識」 2016/04/27 この時期、新入社員研修の真っただ中、という企業も少なくないのではないだろうか。近年はビジネスマナーや基礎ITスキルに加えて、情報セキュリティやコンプライアンスに関する研修や教育プログラムを取り入れるところが増えているとも聞く。そこではWebサービスのパスワード管理やメール送付のポリシー、個人情報の扱いなど、「情報セキュリティの常識」を教えることになる。今回は、新入社員はもちろんのこと、ビジネスパーソンのセキュリティ意識を高めるために、セキュリティの常識や定説となっている事柄をあえて疑ってみたい。
記事 メールセキュリティ ランサムウェアとは何か? 身代金要求型ウイルスの歴史と被害状況、対策まとめ ランサムウェアとは何か? 身代金要求型ウイルスの歴史と被害状況、対策まとめ 2016/04/05 2016年に入ってランサムウェアが猛威をふるっている。標的型メール攻撃などでマルウェアを実行させ、PC内のファイルを暗号化し、その解除と引き換えに金銭を要求するものだ。狙われるのは画像・動画ファイル、各種ドキュメントだけではない。ネットワークドライブやクラウドのファイルも暗号化できるもの、MBRを書き換えPCを起動させなくするものまで攻撃対象となっている。古くから存在するランサムウェアの歴史と最近の被害状況、予防策や対策として6つのポイントを紹介する。
記事 セキュリティ総論 必要なのはCSIRT型?それとも諜報機関型?セキュリティガバナンスで検討すべき5つの論点 必要なのはCSIRT型?それとも諜報機関型?セキュリティガバナンスで検討すべき5つの論点 2016/04/04 巧妙化するサイバー攻撃から企業や組織を守るためには、全社一丸となってPDCAサイクルを回す必要がある。「いまやセキュリティ対策は、個別部門だけに任すのではなく、企業グループ全体でとらえるべき時代になった」と語るのは、デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所 主任研究員の高橋宏之氏だ。高橋氏は、セキュリティガバナンスを整備するうえで押さえたい5つの重要論点について、同社が取り組んだ成功事例をベースに解説した。
記事 モバイルセキュリティ・MDM セキュリティ比較!格安のSIMフリー・MVNOスマホとキャリアスマホの違いは? セキュリティ比較!格安のSIMフリー・MVNOスマホとキャリアスマホの違いは? 2016/03/23 飽和するモバイル市場において、2013年以降、契約数、端末出荷台数を増やしつつある格安スマホと呼ばれるMVNO・SIMフリーのスマートフォン(以下、スマホ)。MMD総研のレポートによれば、2015年度SIMフリースマホは携帯・スマホ市場全体の4.4%だが今後も市場の拡大は続くとしている。その格安スマホだが、一般的にセキュリティ面で不安があるとされる。もちろんリスク評価は守るべきものによって変わってくるので、どちらが安全という判断は簡単にはできないが、この問題をあらためて考えてみたい。
記事 情報漏えい対策 世界のサイバー犯罪アンダーグラウンド市場を比較 市場規模とエコシステムへの対策は 世界のサイバー犯罪アンダーグラウンド市場を比較 市場規模とエコシステムへの対策は 2016/03/09 「サイバー犯罪アンダーグラウンド市場」とは、暗号化ソフトやハッキングツール、窃取された文書、攻撃のノウハウなどが取引されているサイバー犯罪に関係する地下経済の市場だ。この市場について、トレンドマイクロでは世界各国の動向を定期的に調査、報告している。日本、中国、ロシア、北米(アメリカ・カナダ)、ドイツ、ブラジルの6カ国に存在するサイバー犯罪アンダーグラウンド市場の特徴を見ていこう。
記事 情報漏えい対策 堺市の情報漏えい問題から学ぶ、USBの物理的セキュリティ対策を講じる意味 堺市の情報漏えい問題から学ぶ、USBの物理的セキュリティ対策を講じる意味 2016/02/24 大阪・堺市役所の職員が有権者情報などの個人情報をインターネット上に流出させた問題を受け、同市は住民情報を扱う部署のPC1000台に搭載されているUSB接続口をふさぐ対策を行った。企業においても共有PCなどで同様な対策をとっていたり、USBメモリへのデータコピーを禁止したりすることがあるが、果たしてどのような意味があるのか。今回は物理的セキュリティ対策について考えてみたい。
記事 個人情報保護・マイナンバー “JALの初動対応、日本年金機構の内部リークに学べ” マイナンバー漏えい時の対策 “JALの初動対応、日本年金機構の内部リークに学べ” マイナンバー漏えい時の対策 2016/01/26 2016年1月より本格運用が開始されたマイナンバー制度。企業の実務担当者とすれば、システム面だけでなく、運用面での懸念事項や対応策を整理しておきたいところだ。マイナンバーをはじめとする(特定)個人情報漏えいを防ぐ管理上の問題点や、マイナンバー保管をクラウド事業者に依頼する企業の注意点、さらには、個人情報漏えいの際の対応や危機管理・リスクマネジメントはどうすべきなのか。一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) 常務理事 坂下 哲也氏、ロケットワークス 代表取締役の岩村 昭英氏、エルテス 代表取締役 菅原 貴弘氏が議論した。
記事 情報漏えい対策 エルテス 菅原 貴弘氏が語る企業のネット炎上 「炎上前に火種をキャッチせよ」 エルテス 菅原 貴弘氏が語る企業のネット炎上 「炎上前に火種をキャッチせよ」 2016/01/12 2015年は、サイバー攻撃により企業や政府機関等の組織が保有する重要情報が大量漏えいする事案が数多く報じられた。情報漏えいと聞くと、外部からの不正アクセスを思い浮かべる読者は多いと思うが、実際は情報漏えいの要因の8割以上は組織の内部に起因するといわれる。リスクマネジメントの専門家である、エルテス 代表取締役 菅原 貴弘氏が、内部に起因する情報漏えいと風評被害、ネット炎上といったリスクへの対策を語った。
記事 情報漏えい対策 2016年のセキュリティ問題を大予測! IoT、ドローン、ハクティビズムには要注意 2016年のセキュリティ問題を大予測! IoT、ドローン、ハクティビズムには要注意 2015/12/18 年末になると、多くのセキュリティベンダーが1年の総括と来年以降の脅威予測を発表するのが恒例だ。いまのところ各社に共通する見方は、IoTに関連したPC、スマートフォン、サーバー以外のさまざまなデバイスに対する脅威が新しいフェーズを迎えるだろうというものだ。果たして2016年には、どのようなセキュリティの問題が発生するのだろうか? 5つの予測をしてみたい。
記事 市場調査・リサーチ 事業継続/防災/セキュリティ市場、今後も拡大し2020年度は9,076億円規模に 事業継続/防災/セキュリティ市場、今後も拡大し2020年度は9,076億円規模に 2015/11/27 矢野経済研究所は27日、国内の事業継続/防災/情報セキュリティソリューション市場に関する調査を発表した。これによると、サイバーテロ攻撃への対策強化などにより、市場規模が拡大していくという。
記事 セキュリティ総論 ガートナー指南のマイナンバー対策、罰金12億円の事例から学ぶデータ保護の実装手段 ガートナー指南のマイナンバー対策、罰金12億円の事例から学ぶデータ保護の実装手段 2015/09/24 日本では2015年10月から、国民一人ひとりに12桁の個人番号(マイナンバー)が通知され、2016年1月から使用が開始される。米国では既に80年前から、日本のマイナンバーに相当する社会保障番号(ソーシャルセキュリティナンバー)が市民や永住者などに対して発行され、運用されてきた。ガートナー コンサルティング バイスプレジデントのダグ・シモンズ氏は、「日本のマイナンバー制度と米国の社会保障番号制度には多くの共通点がある。これからマイナンバーに取り組んでいくに当たり、米国の過ちから是非学んでいただきたい」と語る。
記事 セキュリティ総論 UTMと次世代ファイアウォールを比較、両製品が競合する3つの領域を理解して導く最適解 UTMと次世代ファイアウォールを比較、両製品が競合する3つの領域を理解して導く最適解 2015/09/10 一般的にUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)は中堅・中小企業向け、次世代ファイアウォール (以下、NGFW) は大企業向けのソリューションだと捉えられている。しかし、ガートナー リサーチ部門 主席アナリストのシド・デシュパンデ氏は「厳密には要件次第。いわばUTMはベスト・オブ・ニーズ、NGFWはベスト・オブ・ブリードのソリューションで、自社の必要とするセキュリティ要件に合わせて選び分ける必要がある」と指摘する。
記事 セキュリティ総論 ANAが考えるセキュリティ人材戦略、なぜ「正義の味方」でなければならないのか ANAが考えるセキュリティ人材戦略、なぜ「正義の味方」でなければならないのか 2015/09/07 ANAグループのITシステムを担うANAシステムズで、開発手法の標準化/セキュリティルールの策定/内部監査などを担う品質・セキュリティ監理室では、高度化する近年のサイバー攻撃に対処するための「セキュリティ人材」の育成に注力している。実際に人材育成にはどのような考え方で臨めばいいのか、また社内CSIRTで活躍できる人材にはどのような特性が求められるのか。具体的な取り組みについて、ANAシステムズ 品質・セキュリティ監理室 エグゼクティブマネージャ ANAグループ情報セキュリティセンターの阿部恭一氏が明らかにした。
記事 ガバナンス・内部統制・不正対策 オラクル、レノボ、楽天の3社に起きた、真夏の炎上セキュリティ問題 オラクル、レノボ、楽天の3社に起きた、真夏の炎上セキュリティ問題 2015/08/25 この夏は、日本各地で連続猛暑日記録が更新されるほどの猛暑だった。だからというわけではないが、セキュリティ業界でも、猛暑日と連動するかのようにいくつかの「炎上」案件が立て続いた。レノボのBIOS問題、オラクルCSOの発言、楽天のアプリマーケットの3社の事例を取り上げ、企業の対応や昨今のセキュリティの考え方をふりかえってみよう。
記事 セキュリティ総論 標的型攻撃・情報漏えい対策は「築城」だ! 縄張・石垣・天守閣・武者走で立ち向かえ 標的型攻撃・情報漏えい対策は「築城」だ! 縄張・石垣・天守閣・武者走で立ち向かえ 2015/08/18 日本年金機構やベネッセコーポレーションなど、標的型攻撃やそれに伴う情報漏えい事件が相次いでいる。さらに2016年1月からはマイナンバー制度が開始され、漏えいした企業には罰金が科される場合もある。こうしたデジタル時代の変化やリスクに単一の対策だけで対応することはもはや不可能だ。本稿では、理想的な「多層防御」の形を作るための考え方を「築城」になぞらえて解説する。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 未知の脅威にサンドボックスで対抗、精密金型メーカーの三井ハイテックの取り組み 未知の脅威にサンドボックスで対抗、精密金型メーカーの三井ハイテックの取り組み 2015/08/03 昨今、ウイルス対策ソフトだけでは対応できない未知のマルウェアが次から次へと出現している。そこで注目されているのが、未知のマルウェアを検知できる「サンドボックス」と呼ばれるセキュリティソリューションだ。精密金型などを製造する三井ハイテックでは、サイバー攻撃の増加などを背景に、次世代ファイアウォールとクラウド型のサンドボックスを採用し、未知のマルウェア対策を実現した。どのような検証を経て導入に至ったのか。三井ハイテック 管理本部 財務管理部 情報システム部 部長の中村康博氏が語った。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) あなたの会社のリスク指標(KRI)は、なぜまったく役に立たないのか あなたの会社のリスク指標(KRI)は、なぜまったく役に立たないのか 2015/07/30 現在、リスクを評価するためのさまざまな指標が提供されている。しかしガートナー リサーチ部門 バイスプレジデント兼最上級アナリストのポール・プロクター氏は「中にはとても悪い、不適切な指標も数多く出回っている」と指摘する。では、どのようにしてそれを見極めればよいのか。また、KRI(Key Risk Indicator:重要リスク指標)をどう設計すべきか。プロクター氏が解説する。
記事 ID・アクセス管理・認証 「パスワード」以外にもある! 5つのセキュリティ認証方式の特徴を整理する 「パスワード」以外にもある! 5つのセキュリティ認証方式の特徴を整理する 2015/07/28 あらゆるアプリケーションにおける認証は、IDとパスワードを組み合わせた、いわゆるBasic認証が基本となっている。この認証の欠点は、ひとつのアカウント情報が漏れると、その他のサービスやシステムにも侵入されてしまう点だ。そこで今回は、パスワードの定期変更、二要素認証、生体認証などいくつかの手法や技術を紹介するので、社内の認証システムや新規Webサービス開発に役立ててほしい。
記事 個人情報保護・マイナンバー 日本年金機構、東京商工会議所の個人情報流出は防ぐことができたのか? 日本年金機構、東京商工会議所の個人情報流出は防ぐことができたのか? 2015/06/17 ここにきて、標的型攻撃による大きな被害が相次いでいる。日本年金機構と東京商工会議所がサイバー攻撃を受け、情報漏えいの可能性もしくはウイルス感染の被害が確認された。もちろん標的型攻撃の大きな被害は、これが初めてではない。過去には主だった省庁や国防・宇宙開発に関わる企業、衆参両院などの攻撃被害が問題になっている。なぜ、標的型攻撃の被害は繰り返され、防げないのだろうか。
記事 ID・アクセス管理・認証 ビジネスの変化に対応できるID・アクセス管理の方法、B2Cでのスコープ設定例も紹介 ビジネスの変化に対応できるID・アクセス管理の方法、B2Cでのスコープ設定例も紹介 2015/06/05 昨今、クラウドやモバイルの普及に伴って、ビジネスの要件がダイナミックに変化し、管轄の異なるさまざまな人やサービスが入り乱れて、リアルタイムに膨大なデータを取り扱うようになった。こうした中で、企業はビジネス要件を達成するためにセキュリティを強化し、高度なコントロールを行う必要性に迫られている。そこでポイントとなるのが「ID・アクセス管理」である。今回は、このID・アクセス管理の目的や要件の変化を考察したい。なお、本稿において意見に関する部分は私見であり、所属する法人の公式見解ではないことをあらかじめお断りしておく。
記事 金融業界 どう対応したらよいのか?金融庁監督指針改正でサイバーセキュリティは新たな次元へ どう対応したらよいのか?金融庁監督指針改正でサイバーセキュリティは新たな次元へ 2015/04/16 金融庁が金融検査マニュアルおよび監督指針等の改正案を公表した。この改正案は、昨今の情報セキュリティインシデント多発状況を鑑み、各種金融機関に情報セキュリティ管理態勢の見直しを求めるものだ。また、昨年11月には、サイバーセキュリティ基本法が成立。ここでも自主的かつ積極的にサイバーセキュリティの確保に努めることが要請されている。これを受け、あらた監査法人が情報セキュリティ管理、サイバーセキュリティ管理への対応ポイントを示唆するセミナーを開催。金融機関に求められるセキュリティ管理態勢の新ポイントは何なのか?金融庁監督局にてシステムリスクにかかるモニタリングや多数の監督指針・検査マニュアルの改正等に従事してきた元専門検査官が、今回の改正案作成の意向を解説した。
記事 セキュリティ総論 スマートデバイス、クラウド、IoTの時代に認証とアクセス基盤のキホンを見直す スマートデバイス、クラウド、IoTの時代に認証とアクセス基盤のキホンを見直す 2015/04/06 IoT時代の到来を迎え、ありとあらゆるモノがインターネットを介して繋がるようになってきている。同時に我々は、一体自分が何と通信しているのかも分かりにくくなっており、情報セキュリティの観点からは、認証とアクセス基盤の強化が非常に重要な要件となってくる。では具体的に、今の企業はどのような取り組みを行えばいいのか。SBクリエイティブ主催「認証アクセス基盤強化セミナー2015」で登壇したデロイトトーマツリスクサービス 代表取締役社長でサイバーセキュリティ先端研究所 所長の丸山 満彦氏が明らかにした。
記事 セキュリティ総論 インダストリアルIoT時代の到来で、サイバーセキュティは劇的に変化する インダストリアルIoT時代の到来で、サイバーセキュティは劇的に変化する 2015/04/06 日米問わず、大規模な情報漏えい事件が多発しており、さまざまな業種・業態でセキュリティ対策の必要性が叫ばれている。「あらゆるものがインターネットにつながるIoT時代を迎えれば、セキュリティの脅威がいっそう高まる」と警鐘するのは、米Tripwireのエリザベス・アイルランド 副社長だ。先ごろ来日した同氏に、米国の最新セキュリティ事情や、変化するセキュリティ対策のニーズ、Tripwireのソリューションと今後の戦略などについて話を聞いた。
記事 情報漏えい対策 「4人に1人が誤送信経験あり」 MOTEXが発表、業務メールのエラーは減らせるか? 「4人に1人が誤送信経験あり」 MOTEXが発表、業務メールのエラーは減らせるか? 2015/03/09 ソフトウェア開発会社であるエムオーテックス(以下、MOTEX)は、「Webメールサービスの利用実態」の調査は、20代から60代の男女を対象としてWebメールサービスの利用状況、メール誤送信の経験についてアンケートを行った。メール誤送信は企業の信頼に重大な影響を及ぼすにもかかわらず、調査ではメール誤送信に対するリスク管理の甘さが露呈することになった。悪質メールやフィッシングメールなどの被害実態をふまえて、どのようなWebメールサービスのリスク管理を講じるべきか。これらの対策について、MOTEX技術顧問でもあるHASHコンサルティング 代表 徳丸 浩氏がコメントした。