記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS マスプロ電工、AWS基盤上に「LanScope Cat」を構築 PCセキュリティ対策で 2015/04/17 エムオーテックス(以下、MOTEX)は17日、マスプロ電工のAmazon Web Services(以下 AWS)基盤上に情報漏えい対策ツール「LanScope Cat」を導入・構築したと発表した。
記事 情報漏えい対策 「4人に1人が誤送信経験あり」 MOTEXが発表、業務メールのエラーは減らせるか? 2015/03/09 ソフトウェア開発会社であるエムオーテックス(以下、MOTEX)は、「Webメールサービスの利用実態」の調査は、20代から60代の男女を対象としてWebメールサービスの利用状況、メール誤送信の経験についてアンケートを行った。メール誤送信は企業の信頼に重大な影響を及ぼすにもかかわらず、調査ではメール誤送信に対するリスク管理の甘さが露呈することになった。悪質メールやフィッシングメールなどの被害実態をふまえて、どのようなWebメールサービスのリスク管理を講じるべきか。これらの対策について、MOTEX技術顧問でもあるHASHコンサルティング 代表 徳丸 浩氏がコメントした。
記事 標的型攻撃 レノボPCにインストールされたアドウェア「Superfish」問題の本質とは何か? 2015/03/03 2015年2月、国内外のメディアやSNSで「レノボのPCに悪質なアドウェアがプリインストールされている」というニュースが流れた。問題のアドウェアは開発ベンダーの名前からSuperfishと呼ばれている。レノボもアドバイザリー情報を出すなど対応しているが、報道やベンダー発表などがリアルタイムで動いていたため、問題の本質を十分にとらえていない報道や情報の錯綜が見られる。問題の概要と対処方法をあらためて整理してみよう。
記事 Webセキュリティ インターネットを支える技術には脆弱性があることを忘れてはいけない 2015/02/25 昨年は、Heartbleedに始まりShellshock、POODLEなど、枯れたはずのインターネットの基盤技術やツールに関する脆弱性が相次いで発見された。DNSによる名前解決の仕組みもこうした基盤技術のひとつだ。存在さえ意識せず「空気」のように使っていたインターネットの基盤を支えるプロトコルや実装に潜むリスクを再認識させてくれたわけだが、このようなリスクはインターネットが本質的に抱える問題でもある。それゆえ根本的な解決も難しいが改めて考えてみたい。
記事 Webセキュリティ NRIセキュア、AWS向けWebセキュリティ「WAF管理サービス for AWS」を提供 2015/02/05 NRIセキュアテクノロジーズ(以下、NRIセキュア)は5日、企業向けの情報セキュリティ運用監視サービスである「FNCサービス」の新メニューとして、Amazon Web Services(AWS)上で稼働するWebアプリケーション・ファイアウォール(WAF)の提供と、それによる監視を行う「WAF管理サービス for AWS」を開始すると発表した。
記事 Web戦略・EC ECサイト運営者が開発会社に勝訴、事例に見る脆弱性対応漏れ問題の本質 2015/02/04 マイクロソフトはSDL(Security Development Lifecycle)という考え方によって、開発プロセスの設計段階からセキュリティ要件を組込み、機能チェックだけでなくセキュリティ要件をクリアしない製品をリリースさせない方針をとっている。セキュリティバイデザインの重要性はいまさら述べるまでもないが、そのことを再認識させるような出来事があった。2014年1月23日、SQLインジェクション脆弱性が原因でクレジットカード情報が漏洩した事件について、ECサイト側が開発会社を相手取り損害賠償請求の裁判を起こし、ショップ側が勝訴したという判決が出たのだ。
記事 モバイルセキュリティ・MDM カスペルスキー、Root化やJailbreak検知対応の「Kaspersky Security for Mobile」提供 2014/12/18 カスペルスキーは18日、モバイル端末向けの法人用セキュリティ製品「Kaspersky Security for Mobile」を提供開始した。
記事 セキュリティ戦略 産業制御システムへの標的型攻撃 感染端末が増加するHavexの狙いとは何か? 2014/10/24 7月から8月にかけて、制御システムセキュリティの関係者の間であるマルウェアの存在が注目された。Havexと呼ばれる新しいマルウェアは、「ICS」や「SCADA」とよばれる産業制御システムを狙ったAPTキャンペーンのひとつされ、感染端末が思ったより広範に広がっていることなどが明らかにされた。いまのところシステムを攻撃する挙動は確認されていないが、その全体像は完全に解明されておらず、謎の部分も多く予断を許さない状況のこのマルウェアについて説明したい。
記事 セキュリティ戦略 bashが使われるLinuxやMac OS X、iOSにも影響?Shellshockは本当に危険な脆弱性なのか 2014/10/22 9月24日、bashのコマンドインジェクションに関する脆弱性が公開された。CVE情報を管理するデータベースでも総合スコアが10.0という最高危険度の脆弱性だ。その直後から「Heartbleedに匹敵する問題」として、多くの専門家やセキュリティベンダーのブログを始め新聞なども取り上げている。ShellShockと名付けられたこの脆弱性問題はどういったもので、どのような危険があるのだろうか。
記事 Webセキュリティ 4つのステップで考える、公開Webサイトのセキュリティ強化アプローチ 2014/10/20 昨今、企業や団体が公開しているWebサイトへの攻撃が多発しており、大きな脅威となっている。ID・パスワードに頼ったログイン対策は限界を迎えており、アカウントリスト型の不正ログイン攻撃や会員個人情報の漏えいに関するインシデントも増加傾向にある。ソフトウェアの脆弱性は日々新しいものが発見され、これを悪用したサイト改ざんなども日々報道がされており、サイト運営者やユーザーにとって頭の痛い事態だろう。筆者もさまざまな企業の相談に乗ることが増えているが、そもそもどのようにセキュリティ強化を進めれば良いか悩まれている場面に遭遇することがある。本稿では公開Webサイトのセキュリティ強化を実現するためのポイントについて、そのための「アプローチ」に着目して概説したいと思う。なお、本稿において意見に関する部分は私見であり、所属する法人の公式見解ではないことをあらかじめお断りしておく。
記事 Webセキュリティ 「いたちごっこは終わり」EMC、不正取引検知製品「RSA Web Threat Detection」を発表 2014/10/16 EMCジャパンは16日、ネットショップやオンラインバンキングなど、オンライン取引サービスサイトの訪問者の閲覧履歴を解析して、不正な行動を検出する不正オンライン取引検知ソリューションの最新版「RSA Web Threat Detection (アールエスエー ウェブ スレット ディテクション)5.0」(旧製品名:RSA Silver Tail)の提供を開始すると発表した。
記事 個人情報保護・マイナンバー対応 トリップワイヤ、Heartbleed対策も可能な「Tripwire PureCloud」のトライアル版を提供 2014/10/10 トリップワイヤ・ジャパンは9日、クラウド型脆弱性管理ソリューション「Tripwire PureCloud」の無料トライアルサービスである「Tripwire SecureScan」を提供開始したことを発表した。
記事 Webセキュリティ キヤノンITソリューションズ、法人向け「ESET Web Security for Linux」発売 2014/10/02 キヤノンITソリューションズは、法人向けゲートウェイ製品として、Webセキュリティ製品「ESET Web Security for Linux」を販売開始した。
記事 Webセキュリティ トレンドマイクロが「Trend Micro Smart Home Network」を公開 ASUSルータに搭載へ 2014/09/26 トレンドマイクロは26日、家庭内デバイスをネットワークレイヤで保護するセキュリティ技術「Trend Micro Smart Home Network」の提供を開始した。
記事 Webセキュリティ NTTや大阪府警はなぜ、不正ではない「模倣サイト」に関する注意喚起を発表したのか? 2014/09/05 7月下旬頃から、警察や通信事業者、ECサイトなどが「模倣サイトに注意」といったリリースを立て続けに発表したことはご存じだろうか。相次ぐ事象に対処すべく、セキュリティベンダーのトレンドマイクロは8月28日、こうした模倣サイトに関する調査結果を発表。これらの喚起が指摘している「模倣サイト」に違法性はなく、不正プログラム感染などの危険性もないという報告がなされた。ではなぜ、企業や組織側は「模倣サイト」として注意喚起を行ったのだろうか。各組織注意喚起を行った理由や背景について、筆者自らが取材した。
記事 Webセキュリティ 日産自動車の公式ホームページが一部改ざん、ドライブバイダウンロード攻撃の可能性も 2014/08/26 日産自動車は26日、同社公式サイト「下取り参考価格シミュレーション」において、サイト改ざんが行われていたと発表した。
記事 Webセキュリティ DDoS対策製品の市場規模、66.1%増の12億4,000万円に 2014/07/23 国内のDDoS対策製品市場は、2013年度の売上金額が12億4,000万円で、前年度比24.0%増の大きな伸びを示した。2013年度から参入ベンダーが増えており、2014年度は同66.1%の大幅な伸びを見込んでいるという。
記事 セキュリティ戦略 自社サイトは大丈夫?今狙われている、放置された「コンテンツ管理システム」の脆弱性 2014/07/04 6月19日、IPA(情報処理推進機構)は、「管理できていないウェブサイトは閉鎖の検討を」というリリースを発表。サポートが終了しているCMSやバージョンが古いCMSのまま運営しているサイトに対して、バックドアを仕掛けられたりウイルスに感染する攻撃サイトにされたりする被害がなくならないことへの注意喚起である。バージョンが古いだけならアップデートすればよさそうだが、閉鎖とはどういうことだろうか。
記事 セキュリティ戦略 “.tokyo”を皮切りに進むgTLD大量導入 名前衝突によるセキュリティ上の問題とは 2014/06/19 2014年4月7日より、“.tokyo”のドメインの先行登録が始まっているが、報道や広告などで、任意のトップレベルドメイン名(gTLD)が使えるようになったことはご存じだろう。企業やISPにとっては、ブランドを生かしたドメイン名を利用できたり、サービスの付加価値を高めたりできるチャンスであるが、一方では大量のgTLDが解放されることの影響や問題についての指摘もされていた。今回はそのひとつ、名前衝突の問題を取り上げ、それはどのようにして起こるのか、またセキュリティに上の問題について説明する。
記事 SDN・OpenFlow KDDI、クラウド型ファイアウォール搭載の「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」提供へ 2014/06/13 KDDIは12日、9月末より法人向けの広域ネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch 2(以下、KDDI WVS 2)」の提供を開始すると発表した。
記事 セキュリティ戦略 mixi、グーグルも導入 脆弱性報告に対する報奨金制度は浸透するか 2014/06/06 ソーシャルネットワーキングサービスを提供するmixiは、2013年9月30日から2014年3月31までの期間で、同社サービスにおいて未知の脆弱性を発見した場合に窓口に報告し、その重要度によって報奨金を支払う「脆弱性報告制度」を運用した。脆弱性情報のハンドリングについては、その開示ポリシーや方法には、すべてを公開する考え方と、一定のルールのもとで、一斉公開を原則とする考え方が存在する。報奨金制度は前者の考え方に近いものだが、この制度を運用するにあたっては、課題も存在している。
記事 Webセキュリティ 米eBayに不正アクセス、1.45億ユーザーにパスワード変更要請 2014/05/23 米eBayは21日、およそ3か月前にユーザーのパスワード情報などを記録した社内データベースがハッカーに侵入されたとして、同社のユーザーにパスワードの変更を要請したと発表した。
記事 Webセキュリティ IPA、WebサーバでJava作成のApache Struts2の脆弱性対策を発表 2014/04/18 IPA(情報処理推進機構)は18日、Apache Strutsのバージョン2.0.0から2.3.16に、ClassLoaderを操作される脆弱性が存在すると注意喚起を発表した。
記事 スマートフォン・携帯電話 アリエル、セキュアブラウザや追加認証でBYODを実現する「Ariel AirProtection」 2014/04/10 アリエル・ネットワークは10日、スマートデバイス向けセキュリティウェア「Ariel AirProtection(以下、エアプロテクション)」のリリースを発表した。
記事 Webセキュリティ デジタルアーツ、法人向けクラウド型Webフィルタリングサービス機能強化 2014/04/08 デジタルアーツは、法人向けクラウド型Webフィルタリングサービスの最新版「i-FILTER ブラウザー&クラウド」Ver.3.5を発表した。
記事 Webセキュリティ OWASP AppSec APACレポート:システムよりデータを守れ!山口英氏がすすめる3つの対策 2014/04/03 現在の情報システムやサービスは、機能ありきの考え方からデータありきの考え方にシフトしてきている。いまやシステムを動かすのは個々のユーザーが日々生み出すデータだ。データセントリックな時代において、情報セキュリティの考え方も変化を余儀なくされている。3月19日、20日の2日間にかけて、OWASP日本支部が主催する「OWASP AppSec APAC 2014」が都内にて開催された。初日にあたる19日の基調講演では奈良先端科学技術大学大学院 教授 山口英氏が、近年の情報動向についてを語るとともに、OWASPのボードメンバーであるデイブ・ウィッカーズ氏が、注目のセキュリティトピックTop 10の紹介を行った。
記事 Webセキュリティ ヤフー、検索連動型広告を悪用した偽サイト誘導へ対策実施 名古屋銀行やWebMoney騙る 2014/02/27 ヤフーは26日、同社の検索連動型広告において、広告審査を故意に回避する手段を用いて京都銀行の偽サイトへの誘導を行っていた問題についての続報と対策の実施を発表した。
記事 個人情報保護・マイナンバー対応 KDDI研究所、SNSやBBSの個人情報への書き込み検出ツールを発売 検出後は自動で伏せ字 2014/02/05 KDDI研究所は4日、サイトに投稿された大量のコンテンツの中から個人情報に該当する箇所を瞬時に検出し、サイト管理者の目視による除去作業の効率化を手助けする、個人情報検出ツールを開発したと発表した。
記事 クラウド Dropboxが2日以上ダウン。その原因とは? 2014/01/24 オンラインストレージサービスのDropboxが、米国時間1月10日の午後から約2日間にわたって障害を引き起こしていました。直接の原因は、OSをバージョンアップするために実行したメンテナンス用スクリプトにバグがあったことです。障害の状況を時系列で追いつつ、原因についての報告を見てみましょう。
記事 Webセキュリティ HTML暗号化をめぐる大激論 プロトコル進化に順応したセキュリティ対策を考える 2013/12/26 ウェブサーバーにアクセスするためのプロトコルであるHTTPは、IETFによって現在主流のバージョン1.1からHTTP2.0への標準化対応が進められている。日々増加するストリーミング配信や高度化するウェブアプリやサービスに対応するための新しいHTTPの標準化として議論が始まったものだが、セキュリティの観点では果たしてどのような影響があるだろうか。昨今巻き起こっている、HTMLの暗号化方式をめぐる議論から探っていきたい。