記事 EV(電気自動車) ホンダと日産の「経営統合」は結局何だったのか? 裏にある王者テスラへの「焦燥感」 ホンダと日産の「経営統合」は結局何だったのか? 裏にある王者テスラへの「焦燥感」 2025/03/12 12 今年2月、2024年の末から大きな注目を集めていた本田技研工業(以下、ホンダ)と日産自動車(以下、日産)との経営統合の動きが終焉を迎えた。今回の1件をEVの視点から振り返ると、2040年に新車の完全EV化を掲げているホンダならではの「焦燥感」が浮き彫りになってくる。EV市場の「絶対王者」とも言える米テスラや台頭著しい中国BYDなど、群雄割拠がひしめく中での戦いを強いられるホンダは、経営統合にどんな夢を見ていたのか。EV推進に舵を切るホンダの現在地とともに解説する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 【PDF資料付】製造現場で「月2240時間」削減、船井総研が教える「秘伝のIoT活用術」 【PDF資料付】製造現場で「月2240時間」削減、船井総研が教える「秘伝のIoT活用術」 2025/03/03 16 IoT活用が叫ばれ始めてから長い時間が経ちました。船井総合研究所としては、IoT活用は「経営改善」ができて初めて活用できていると考えていますが、実際のところ、多くの製造現場ではそれができていないのが実情です。そこで今回、IoTによって何ができるのか、どのように活用すべきなのか、成功事例とともに説明します。記事中には、船井総研が作成した「現場IoT」を解説しているPDF資料(無料、全30ページ)を用意しているのでぜひご活用ください。
記事 EV(電気自動車) フォルクスワーゲン首位から陥落…中国市場の「新王者BYD」との“リアルな差”とは? フォルクスワーゲン首位から陥落…中国市場の「新王者BYD」との“リアルな差”とは? 2025/02/21 13 日本経済新聞の報道によると、2024年の中国市場における乗用車販売でBYDが初の首位に立った。前年比46%増の約365万台を販売しフォルクスワーゲン(国有企業との合弁)の約298万台を抜いたという。これまでブランド力などを武器に乗用車販売で1位であったフォルクスワーゲンだが、それ以上に中国市場においてBYDの競争力は高いようだ。勝敗のポイントを見ていきたい。
記事 EV(電気自動車) だから強い…BYD・シャオミら「中国EV強者」の経営の秘密、国産EVが勝てない理由 だから強い…BYD・シャオミら「中国EV強者」の経営の秘密、国産EVが勝てない理由 2025/02/20 技術の進化に伴い、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)、PHV(プラグインハイブリッド車)など、環境負荷の少ない自動車の開発競争は激化する一方だ。特に、EVについては海外に比べ“出遅れ”が指摘される国内メーカーだが、今後、どのような戦略を採るべきか。本記事では、自動車ジャーナリスト/電動モビリティシステム専門職大学 准教授の川端由美氏が、EVを中心とした次世代モビリティに関する国内の大手・振興メーカーの「生き残り」に向けた戦略について解説する。
記事 製造業セキュリティ いよいよ「ヤバすぎる」自動車のサイバーセキュリティ問題、懸念されるポイントと対策 いよいよ「ヤバすぎる」自動車のサイバーセキュリティ問題、懸念されるポイントと対策 2025/02/12 12 インターネットにつながるコネクテッドカーの普及に伴い、自動車産業におけるサイバー攻撃は年々深刻なものになっている。ハッカーたちが、コネクテッドカーのあらゆる接続ポイントを狙い、さまざまな攻撃を仕掛けているからだ。ダークウェブ上では自動車関連のマルウェア配布なども急増しており、サイバー攻撃の規模は今後さらに拡大すると見込まれる。自動車産業ではどのようなサイバー脅威が増大しているのか、これに対しどのような対応を進めているのか、その最新動向を探ってみたい。
記事 製造業セキュリティ IT優秀賞を受賞…NEC「独自セキュリティツール」の凄い実力、なぜ意識改革にも効く? IT優秀賞を受賞…NEC「独自セキュリティツール」の凄い実力、なぜ意識改革にも効く? 2025/02/05 企業情報化協会(通称、IT協会)は、毎年、IT を活用した経営革新に顕著な努力を払い、優れた成果を上げた企業を表彰している。NECグループは、セキュリティ対策における取り組みの実績が高く評価され、2023年度に「IT優秀賞」を受賞した。同社のセキュリティ対策の何が優れているのか。NECグループのセキュリティ対策の全体像について、日本電気CISO統括オフィス統括部長の田上岳夫氏と、NECプラットフォームズのセキュリティ・IT統括部統括部長の澤田利幸氏が解説する。
記事 自動運転 グーグルのWaymo「自動運転タクシー事業」を加速できるワケ、「初の海外」は日本に グーグルのWaymo「自動運転タクシー事業」を加速できるワケ、「初の海外」は日本に 2025/01/23 15 グーグル親会社のアルファベット傘下で自動運転事業を手がける「Waymo」。ロサンゼルス、サンフランシスコ、フェニックス、オースティン、アトランタの5都市で自動運転タクシーサービスを展開する計画を明らかにした。この分野では、近年、アップルやGM傘下のCruiseなど競合各社が相次ぎ事業を停止しているものの、Waymoは週10万件以上の配車実績を達成するなど、着実な事業拡大を続けている。Waymoが先行できる理由はどこにあるのか。自動運転テクノロジーの動向、同社初の海外進出先として日本を選んだ理由、韓国の自動車大手とも手を組む同社のスケール戦略などを見ていこう。
記事 EV(電気自動車) 結局「BYD」は何が凄いのか? “CEOの涙”から5年…「一強」にまで伸びた独特経営手法 結局「BYD」は何が凄いのか? “CEOの涙”から5年…「一強」にまで伸びた独特経営手法 2025/01/21 22 1月13日に中国汽車工業協会が発表した中国における2024年の新車販売台数は、3143万6000台となり、過去最高を更新した。そのうち、新エネルギー車(NEV:電気自動車とプラグインハイブリッド車)は4割を超えた。この「NEVへの転換」をけん引するのが、世界でも存在感を高めているBYDだ。中国でのNEV販売台数シェアは44.6%にも上り、まさに「一強」状態になりつつある。BYDの強さの理由を、技術と経営の両面からひもとく。
記事 次世代電池 中国のCATLとは何者?「最強の電池メーカー」の事業・強み・市場シェアを解説 中国のCATLとは何者?「最強の電池メーカー」の事業・強み・市場シェアを解説 2025/01/08 12 電気自動車(EV)やハイブリッド車の増加に伴い、車載用リチウムイオン電池の市場規模は急激に拡大している。2021年には前年比約120%の成長を見せ、2030年には2021年の約3倍の規模になると予想されている。そんな車載電池市場で躍進するのが、2011年に創業した中国の電池メーカーであるCATL(寧徳時代新能源科技)だ。2023年に実施された調査によると、世界シェアの約37%を占め、2位以下を大きく突き放している。本記事では、CATLはどのような強みを持つ企業なのか、なぜ短期間で世界シェアトップに上り詰めることができたのか、日本企業との関係や今後の展望についても解説する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ サイバー攻撃の3割強が「IoT製品」狙い、製造業がいま着手すべき「新たなる要」の正体 サイバー攻撃の3割強が「IoT製品」狙い、製造業がいま着手すべき「新たなる要」の正体 2024/12/27 IoT機器の普及に伴い、製造業が直面するセキュリティリスクが複雑化している。これまではITシステムを狙ったサイバー攻撃が多かったが、昨今では自動車や医療機器、Webカメラなど、インターネットでつながった製品が狙われているのだ。ひとたび攻撃を受ければ、ユーザーは製品の利用を中断しなければならない事態に陥りかねず、メーカーの社会的信用は失墜するだろう。つまり、メーカーはITやOTへのセキュリティだけでなく、自社製品自体へのセキュリティ対策も早急に進めなければならないのだ。では具体的に何から着手すべきなのだろうか。
記事 製造業セキュリティ 攻撃されても「気付けない」深刻問題、専門家が警告する「OTセキュリティ」の実態 攻撃されても「気付けない」深刻問題、専門家が警告する「OTセキュリティ」の実態 2024/12/27 スマートファクトリー化が進む製造業において、制御システムのセキュリティ対策は喫緊の課題となっている。特に、IT(情報技術)とOT(制御技術)の融合が進み、従来のセキュリティ対策が通用しなくなってきた。では具体的に、どう対策すべきなのだろうか。本稿では、鉄道業界での制御システム設計やセキュリティアセスメントの経験を生かし、現在はOTセキュリティとクラウドセキュリティの技術開発に従事しているソフトバンク 法人プロダクト&事業戦略本部 セキュリティ事業第2統括部 DevSecOps推進部 1課 課長の小林 哲氏に、話を聞いた。
記事 カーボンニュートラル 東大先端研・杉山所長が解説、「回避激ムズ」温暖化時代に必須の「ある転換」とは 東大先端研・杉山所長が解説、「回避激ムズ」温暖化時代に必須の「ある転換」とは 2024/12/17 地球温暖化に伴う気温上昇や異常気象、地政学の不安定化は、社会に深刻な影響を与えつつある。ビジネスにおいても温暖化は他人事ではなく、各企業はカーボンニュートラルの取り組みに向き合う必要に迫られている。カーボンニュートラルを実現するために社会で必要な「ある変化」について、東京大学先端科学技術研究センターの杉山正和氏が解説する。
記事 EV(電気自動車) 軽商用EVに見るホンダの「超本気」EVシフト、三菱商事との協業に潜む「狙い」とは 軽商用EVに見るホンダの「超本気」EVシフト、三菱商事との協業に潜む「狙い」とは 2024/12/17 13 本田技研工業(以下、ホンダ)から今年10月、軽商用EV(電気自動車)の「N-VANe:(エヌバン イー)」が発売された。2040年に新車販売におけるEVとFCV(燃料電池車)比率を100%にすることを掲げて以降、ホンダとして初の商用EVとなる同車種を詳しく見ていくと、ホンダのEVシフトに対する「本気度」が見えてくる。同車種の特徴や性能に加え、EV関連事業での三菱商事との新会社設立の背景についても、モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。
記事 製造業セキュリティ 「ITとOTの分断」はもうヤバい、電通大 名誉教授が語る「OTセキュリティ」の超要点 「ITとOTの分断」はもうヤバい、電通大 名誉教授が語る「OTセキュリティ」の超要点 2024/12/13 製造業でDXやAIの導入が進む中、サイバー攻撃はインターネットだけでなく、生産現場のOT(制御技術)にも広がっている。OTへのサイバー攻撃は生産の停止、流通の停滞など社会的な影響が大きく、万全の対策が必要になる。生産現場はどのようにセキュリティ課題と向き合えば良いのだろうか。電気通信大学 名誉教授の新誠一氏が、OTの知能化がもたらすサイバーリスクと、その対策について語った。
記事 3Dプリンティング セレンディクスとは?能登「3Dプリンター住宅」で問い合わせ1万件超、意外な別の顔 セレンディクスとは?能登「3Dプリンター住宅」で問い合わせ1万件超、意外な別の顔 2024/12/10 27 2024年10月、能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市で3Dプリンターを使って作られた復興住宅が公開された。この「3Dプリンター住宅」を建設したのは、兵庫県を拠点に置くセレンディクスだ。能登の復興住宅をきっかけに、同社には1万件を超える問い合わせが寄せられているという。世界的にも大きな成長が見込まれる3Dプリンター住宅市場の現在地とともに、セレンディクスとはいかなる企業か、同社が注目される理由を解説する。
記事 EV(電気自動車) 社用車のコストはここまで下がる、想像より“100万以上”安い「まさか」のコスト削減法 社用車のコストはここまで下がる、想像より“100万以上”安い「まさか」のコスト削減法 2024/12/06 営業や配送、送迎など「クルマがないと仕事にならない」企業や個人事業主は多いだろう。ところが最近はガソリン価格が高騰し、クルマの“コスト”が気になるところだろう。こうしたユーザーからは「もっと燃費のいいクルマに乗り換えたい」「でも、燃費のいいクルマは高価だし……」といった声が聞こえてきそうだ。しかし、この問題を解決する方法が実はある。
記事 製造業セキュリティ セキュリティ専門家 名和氏が解説、日本企業型の「社内訓練」が機能しない心理的理由 セキュリティ専門家 名和氏が解説、日本企業型の「社内訓練」が機能しない心理的理由 2024/12/04 近年、サイバー攻撃の手法はますます多様化・高度化しており、従来のセキュリティ対策だけでは対応が難しくなっている。サイバー攻撃の被害が後を絶たない時代において、企業ではどのようなセキュリティ対策を講じるべきなのか。日本政府に対してセキュリティに関するアドバイスを実施している名和利男氏に、日本のセキュリティ対策の現状や課題、今後求められるセキュリティ対策について話を聞いた。
記事 デジタルツイン SFの街が現実に?進化する「都市デジタルツイン」の最前線、6社が挑む革新とは SFの街が現実に?進化する「都市デジタルツイン」の最前線、6社が挑む革新とは 2024/12/02 14 デジタル空間に広がる、いつも暮らしている街とそっくりの景色。そこを自由気ままに散策したり、ビジネス拠点として活用したりできたら……そんなSF映画のような話を「現実」にするのが、今、政府が急ピッチで構築・整備を進めている「都市デジタルツイン」です。政府が推進しているプロジェクトでは実際の街に関する膨大なデータを収集し、民間事業者でのビジネス活用も拡大中。最近は不動産ビジネスなどに取り組む6社がモデル事業として選定されました。本稿では、都市デジタルツインの最近の動向と今後の展望について、解説します。
記事 製造業セキュリティ 狙われる自動車業界…自工会・部工会の「サイバーセキュリティガイドライン」実践の肝 狙われる自動車業界…自工会・部工会の「サイバーセキュリティガイドライン」実践の肝 2024/11/29 自動車業界は、電動化技術の進化や自動運転技術の実用化など革新的な発展を遂げている一方で、サイバー攻撃のリスクがかつてないほど増大している。特にここ数年では、ランサムウェア攻撃による業務停止などの被害が相次いでいる。自動車業界のサイバーセキュリティに詳しいデジパートナーズ(元グローカルビジネスソリューションズ代表取締役社長)白岡健氏が、自動車業界のセキュリティの現状および業界ガイドライン対応のポイントについて語った。
記事 EV(電気自動車) 中国EVメーカー「Xpeng(シャオペン)」とは何者?株価・販売台数、X9ら全車種を解説 中国EVメーカー「Xpeng(シャオペン)」とは何者?株価・販売台数、X9ら全車種を解説 2024/11/15 15 Xpeng(小鵬汽車:シャオペン)は、中国の広州に本社を構えるEVメーカーである。NIO(上海蔚来汽車:ニオ)、Li Auto(理想汽車:リ・オート)と並ぶ新興EVメーカーとして、中国における自動運転を主導する存在だ。2018年に発売したモデル「XPENG G3」を皮切りに、自社開発のシステムを活用したさまざまなモデルを販売しているほか、空飛ぶクルマの開発にも注力している。そんなXpengはどのような強みを持ち、どのように成長を遂げてきたのか。本記事では、Xpengの歴史、市場ポジションや今後の動向などをまとめて解説する。
記事 EV(電気自動車) 中国EVメーカー「NIO(ニオ)」とは何者か? 想像より凄い…事業内容や売上を徹底解説 中国EVメーカー「NIO(ニオ)」とは何者か? 想像より凄い…事業内容や売上を徹底解説 2024/11/11 24 中国のEVメーカー「NIO(上海蔚来汽車:ニオ)」は、その高い自動運転技術や高価な車種ラインナップから「中国版テスラ」と呼ばれるなど、世界のEV市場において注目の存在だ。同社がここまで成長している理由はどこにあるのか。本記事では、NIOの基本情報をはじめ、株価・売上・シェアから見た市場ポジション、展開する車種ラインナップや今後の展望について解説する。
記事 EV(電気自動車) ついにお披露目テスラ「ロボタクシー」、普及実現で「社会を変える」と断言できるワケ ついにお披露目テスラ「ロボタクシー」、普及実現で「社会を変える」と断言できるワケ 2024/10/30 32 (株)クボタ 堺製造所 生産技術第一部 本機生産技術課 宮田優樹 テスラは電気自動車としてだけでなく、IT、AI技術を使用し、生活をより豊かにすることを目指してるんですね。大統領選、イーロン・マスクさんの動向が気になります
記事 自動運転 自動運転の「覇者」はテスラかNVIDIAか? まったく異なる両者の戦略のポイント 自動運転の「覇者」はテスラかNVIDIAか? まったく異なる両者の戦略のポイント 2024/10/29 31 自動運転テクノロジーの開発で市場をリードするテスラだが、最近になって、この分野でもNVIDIAが頭角を現しており、2社の自動運転開発競争に注目が集まっている。テスラはハードウェアからソフトウェアまで、すべて自社で開発する垂直統合かつビジョンベースのアプローチを採用。一方、NVIDIAはAIプラットフォームとハードウェアを自動車メーカーに提供しつつ、データを収集するなど、対照的なアプローチを取っており、どちらのアプローチがより良い自動運転技術を生み出すのかが業界の大きな関心事になっている。2社のアプローチの特徴と最新動向を探ってみたい。
記事 EV(電気自動車) シャープにとってEVが「最後のピース」だったワケ、すべてがリンクするエネルギー戦略 シャープにとってEVが「最後のピース」だったワケ、すべてがリンクするエネルギー戦略 2024/10/24 25 9月に発表したEVコンセプトモデル「LDK+」が話題を呼んだシャープ。家電大手である同社にとって初めてEVであることに注目が集まったが、「LDK+」のコンセプトをひも解くと、これまで同社が取り組んできた数々の事業において、EVが「最後のピース」であったことが伺える。シャープが構築しようとしている独自のエコシステムとは。
記事 デジタルツイン エヌビディアが考える「製造業のこれから」、生成AIはデジタルツインをどう変える? エヌビディアが考える「製造業のこれから」、生成AIはデジタルツインをどう変える? 2024/10/15 AI向けの半導体製造でトップシェアを誇るエヌビディアは、「NVIDIA Omniverse(オムニバース)」というメタバースプラットフォームを開発し、産業界でのデジタルツインの活用を推進している企業でもある。デジタルツインを支えている技術「Omniverse」の現状は、どうなっているのか。「OpenUSD」「生成AI」など、関連する最新テクノロジーの動向も含めて、エヌビディアでエンタープライズマーケティングシニアマネージャーを務める田中 秀明氏が解説する。
記事 自動運転 LiDAR(ライダー)とは何か、自動運転のコア技術が「iPhoneにも搭載」されるワケ LiDAR(ライダー)とは何か、自動運転のコア技術が「iPhoneにも搭載」されるワケ 2024/10/15 34 自動運転実現のためのコア技術と期待されていたレーザーセンサー技術「LiDAR(ライダー)」。ここに来て、少し旗色が変わってきた。部品として高価なLiDARを外し、より安価なカメラやミリ波レーダーなどで、自動運転のために必要なADAS(先進運転支援システム)などを代替する動きが、自動車メーカーで見られる。一方で、iPhoneにLiDARが搭載されるなど、活躍の場を広げつつある。LiDARとは何かを解説するとともに、自動車産業による「LiDAR外し」の理由や、iPhoneにLiDARが搭載された理由、市場動向などについても詳しく解説しよう。
記事 EV(電気自動車) EV参入の裏にある、シャープの野心的な「復活シナリオ」とは?初EVは「技術全部盛り」 EV参入の裏にある、シャープの野心的な「復活シナリオ」とは?初EVは「技術全部盛り」 2024/09/27 2 ソニーに続く第二の家電メーカー発のEVは、シャープのEVとなるのか。9月17日、シャープは初のEVコンセプトモデル「LDK+」を公開した。シャープが持つ技術が詰め込まれ、さらには家庭用蓄電池や太陽光発電とつなげたホームエネルギーマネジメントに踏み込んだ野心的な作品だ。台湾の鴻海(フォックスコン)との関係を最大限に生かし、SDV(ソフトウェア定義車両)の実現をも見据えたこのEVは、「シャープ復活」の契機となるだろうか。その勝算を探る。
記事 EV(電気自動車) 「シャープEV」にどう影響?フォックスコンの自信満々EV戦略「勝負は2027年」の根拠 「シャープEV」にどう影響?フォックスコンの自信満々EV戦略「勝負は2027年」の根拠 2024/09/27 4 家電大手のシャープは、親会社である台湾の鴻海(フォックスコン)と組んで製作した初のEVコンセプトモデル「LDK+」を発表した。LDK+のお披露目の場となった、シャープが主催したイベントでは、フォックスコンのEV事業を率いるCSO(最高戦略責任者)関潤氏が登壇し、EV市場を巡る同社の戦略を明かした。関氏が、EVの本当の勝負は「2027年以降」に訪れると語った真意とは何か。
記事 FCV(燃料電池車) トヨタ・BMWが協業でも「お先真っ暗」な燃料電池車、普及を阻む「ある難題」とは トヨタ・BMWが協業でも「お先真っ暗」な燃料電池車、普及を阻む「ある難題」とは 2024/09/26 1 トヨタ自動車(以下、トヨタ)とBMWが今月5日、水素分野での協力を強化する覚書を締結し、燃料電池の共同開発などを行うと発表した。環境に優しく「究極のクルマ」とも評される燃料電池車(FCV)だが、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHEV)の代わりとなるには、越えなければならない「難題」がある。一体その難題とは何だろうか。モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。
記事 自動運転 ADAS(先進運転支援システム)とは何かを完全解説、自動運転との違いや7つの機能など ADAS(先進運転支援システム)とは何かを完全解説、自動運転との違いや7つの機能など 2024/09/20 3 自動車の運転を支援してくれる装置やシステムの搭載が、当たり前のような時代になった。こうした安全運転や自動運転を支える重要技術がADAS(Advanced Driver Assistance System:エーダス)だ。ADASとは、先進運転支援システムのことで、搭載が義務化された衝突被害軽減ブレーキや、義務化が検討されているペダル踏み間違い防止装置などを含む、自動車の運転を支援するシステムの総称だ。本記事では、これからのクルマに必須となるADASについて、自動運転との違いや関係、システムの種類、価格などをわかりやすく解説する。