記事 政府・官公庁・学校教育 「スタートアップ・インディア」始動、インド モディ首相流若者支援で起業加速なるか 「スタートアップ・インディア」始動、インド モディ首相流若者支援で起業加速なるか 2016/03/01 インドのモディ首相は就任以来、各方面で強力なリーダーシップを発揮してきた。スタートアップ企業に対する成長戦略にも、それは表れている。モディ首相以前は政府のリーダーシップが弱かったため、新しい試みに付きまとうさまざまな懸念が払拭しきれず、その結果、インドの若い世代の夢を育むようなプロジェクトは成長しなかった。そこで首相は、若い世代が夢を描き、創意工夫をし、その実現に向けての努力をサポートする政策「スタートアップ・インディア」を示した。今回は、1月に発表されたばかりの内容を紹介し、インドのスタートアップの今をリポートする。
記事 IT戦略・IT投資・DX 大塚商会が電力コスト削減、ビル管理、3Dシミュレーションで「攻めのIT」を見せつけた 大塚商会が電力コスト削減、ビル管理、3Dシミュレーションで「攻めのIT」を見せつけた 2016/02/25 2月3日から5日までの3日間、ザ・プリンスパークタワー東京にて、大塚商会主催の総合展示会「実践ソリューションフェア2016」が開催された。「つながると見える!ひろがるビジネス。」というテーマを掲げ、すべてのシステムをつなげてビジネススタイルを変革する「攻めのIT投資」と、そこから広がるビジネスの活用例を来場者に示した。電力コスト削減や法改正対応といった実用的なソリューションや、3Dプリンタやドローンといった注目のテクノロジーについて紹介しよう。
記事 金融業界 フィンテック(FinTech)の捉え方、日本の金融機関は世界企業と何が違うのか? フィンテック(FinTech)の捉え方、日本の金融機関は世界企業と何が違うのか? 2016/02/22 日本においても多くの金融機関がITを活用した成長戦略を描き、ファイナンシャルサービスのデジタル化に踏み出そうとしている。そうした中で俄然注目を浴び始めたのがフィンテック(FinTech)である。しかし、フィンテックに対しては、依然として多くの誤解や思い込みが横行しているのが現実だ。また、既存のファイナンシャルサービスの拡充にとどまらず、自らの変革のための触媒として、スタートアップとの連携を深めているが、やみくもにスタートアップと手を組むだけではフィンテックの勝者になることはできない。日本の金融機関がデジタル時代に生き残るために必要なフィンテックに対する正しい理解、戦略、そしてマネジメントのあり方を、日米のガートナーのコンサルタントらの見解から考察する。
記事 政府・官公庁・学校教育 インドの若者の心を蝕むテクノロジー 親、行政は子供たちを守れるのか インドの若者の心を蝕むテクノロジー 親、行政は子供たちを守れるのか 2016/02/03 ハイテクは、インターネットやソーシャルメディアの例を引くまでもなく、われわれの生活を根底から変えてしまうものだ。同時にいろんな問題もついて回るのも事実だ。インドにおいても匿名性、偽サイト、ネット上の中傷などの問題が10代の若者を蝕んでいる。
記事 OS・サーバOS Windows 10への移行方法、2018年末までに企業の8割が使用へ Windows 10への移行方法、2018年末までに企業の8割が使用へ 2016/02/02 2015年7月に一般向け提供が開始されたマイクロソフトの最新OS「Windows 10」。その最大の特徴が、「Windows as a Service」というキーワードだ。Windows 10では、OSが常に最新の状態になっていくわけだが、企業は必ずしも変化を求めないケースもある。また、コストの問題もある。一般向けに無償配布しているものの、Enterprise版限定の機能も多いため、やはり多額の費用がかかる。こうした変化をどう捉えて、Windows 10への移行を検討するべきなのか。Windows 10の最新機能などとともに、ガートナー リサーチ バイス プレジデント 兼 最上級アナリストのニック・ジョーンズ氏が解説した。
記事 タブレット・電子書籍端末 2019年には金融市場が最大シェアに? IDCが国内タブレットソリューション市場を予測 2019年には金融市場が最大シェアに? IDCが国内タブレットソリューション市場を予測 2016/01/29 IDC Japanは28日、国内タブレットソリューション市場の予測を発表した。これによると、2015年のタブレットソリューションの売上額は1兆1,974億円を見込んでおり、2014年~2019年のCAGRは13.8%とみている。
記事 クラウド 世界のパブリッククラウドサービス市場規模、2016年に24兆円へ 高成長を維持 世界のパブリッククラウドサービス市場規模、2016年に24兆円へ 高成長を維持 2016/01/28 米ガートナーは25日、世界のクパブリックラウドサービス市場規模の見通しを発表した。これによると、2015年は1750億ドル(約20.7兆円)だったのが、2016年には2040億ドル(約24.2兆円)に拡大するという。中でもIaaS(Infrastructure as a Service)は前年比38.4%の大幅増となり、同市場を牽引する。
記事 IT戦略・IT投資・DX IT戦略をまとめる極意、CEOの胸に響くメッセージの「つくりかた」とは IT戦略をまとめる極意、CEOの胸に響くメッセージの「つくりかた」とは 2016/01/28 新しい戦略計画は、あらゆる企業活動にとっての心臓部とも言えるものである。しかし、その策定にいたるプロセスは一筋縄ではいかない。100ページ以上にもわたるような膨大な戦略計画書はもはや時代遅れである。簡潔にまとめ上げられた戦略こそ、経営層の胸に響くメッセージを伝えることができる。ガートナー リサーチ部門のバイスプレジデントであるヘザー・コレラ氏が、その「極意」を伝授した。
記事 IT戦略・IT投資・DX ライオンが取り組んだ基幹システム再構築 マイグレーション成功の6つのポイントとは? ライオンが取り組んだ基幹システム再構築 マイグレーション成功の6つのポイントとは? 2016/01/14 TCO削減やBCP対策、保守技術の継承や、社内に点在するデータの活用など、レガシーの基幹業務システムのオープン化を検討する企業は多い。ライオンは、約30年使い続けてきたメインフレームをリホストによるマイグレーションでオープン化し、運用コストの大幅削減に成功した。今回はライオンをはじめ、メインフレームの仮想化移行やリホスト、オープンプラットフォームを実現した3つのマイグレーション(モダナイゼーション)事例を紹介しよう。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 2015年地域別IT市場をIDCが発表 大都市圏以外がマイナス、地方創生起こせるか 2015年地域別IT市場をIDCが発表 大都市圏以外がマイナス、地方創生起こせるか 2016/01/13 IDC Japanは13日、国内IT市場の2015年~2019年の地域別予測を発表した。本レポートでは、国内IT市場を8地域(北海道/東北地方、東京都、関東地方、北陸/甲信越地方、東海地方、近畿地方、中国/四国地方、九州/沖縄地方)に分け、2015年~2019年の予測、IT支出動向を左右する主要なトピックなどについて、地域別に分析している。
記事 ERP・基幹システム ERP刷新の方法をガートナーが指南、最初は何から取り組むべきか ERP刷新の方法をガートナーが指南、最初は何から取り組むべきか 2016/01/13 ビジネス環境が激変するデジタルビジネス時代では、その変化に即応できる俊敏性や柔軟性を備えた新たなERPが求められている。ビジネスを加速させ、より戦略的な事業展開を推進する原動力としてITが担っていく役割が拡大しており、レガシーなERPをビジネス視点に基づいて刷新していくことが急務となっているのである。この課題に日本企業はどう臨むべきなのか、CIOやITリーダーがとるべき次の一手を提言する。
記事 IT戦略・IT投資・DX 2016年はハイパーコンバージド、クラウド型機械学習、コンテナ特化型OSがブレークする 2016年はハイパーコンバージド、クラウド型機械学習、コンテナ特化型OSがブレークする 2016/01/08 2016年にブレークするインフラ技術として何が挙げられるでしょうか。日経SYSTEMS 2016年1月号に、このテーマに基づいて技術を選出する「ITインフラテクノロジーAWARD 2016」が発表されています。
記事 金融業界 「FinTechが金融機関のIT支出へ与える影響度、限りなく小さい」IDC Japan市村氏 「FinTechが金融機関のIT支出へ与える影響度、限りなく小さい」IDC Japan市村氏 2016/01/07 IDC Japanは7日、2016年の国内金融IT市場予測とFinTechの展望について、調査結果を発表した。同社のITスペンディング リサーチマネージャーをつとめる市村仁氏によると、まだFinTechが新サービス市場を創造するまでにはいたっておらず、「金融機関のIT支出の観点では、FinTechの影響度は限りなく小さい」という。
記事 IT戦略・IT投資・DX デジタルマーケ、IoT、SoE、再委託先管理強化、2016年注目すべき10のIT戦略テーマ デジタルマーケ、IoT、SoE、再委託先管理強化、2016年注目すべき10のIT戦略テーマ 2016/01/07 ITRは7日、2016年に企業が注目すべき10のIT戦略テーマを「攻めのIT」分野と「守りのIT」分野に整理して、2016年から2020年にかけた予測とともにまとめたホワイトペーパーを発行、本日よりホームページで公開した。
記事 IT戦略・IT投資・DX ユーザー企業が「攻めのIT」を実現させるには? 企業システムの最新動向を知る ユーザー企業が「攻めのIT」を実現させるには? 企業システムの最新動向を知る 2015/12/21 限られたIT投資に対して最大限の効果を図るため、企業は、いわゆるレガシーの基幹システムをはじめとするSoR(System of Record)の分野で現行テクノロジーを活用しつつ、SoE(System of Engagement)の分野で新たなテクノロジーに対応していく必要性に迫られている。いわば、「守りのIT」から「攻めのIT」を実現するために必要なことは何か、企業システムをとりまく最新動向を紹介しよう。
記事 市場調査・リサーチ IDC Japanが予測 PaaS市場は5年で3倍に拡大 アマゾン、IBMなど激しいシェア争いへ IDC Japanが予測 PaaS市場は5年で3倍に拡大 アマゾン、IBMなど激しいシェア争いへ 2015/12/15 IDC Japanは、国内PaaS(Platform as a Service)市場の2014年の分析と2019年までの予測を発表した。IDCではPaaS市場を、「クラウドアプリケーションプラットフォーム」、「クラウドデータサービス」、「クラウドインテグレーションサービス」、「クラウド開発/ライフサイクルサービス」の4つの市場セグメントに分類し、市場規模調査を行った。2014年の国内PaaS市場規模は、前年比45.8%増の336億4,100万円になった。
記事 見える化・意思決定 システム開発は要件定義前の“構想”で決まる! 経営者が知っておくべき3つのポイント システム開発は要件定義前の“構想”で決まる! 経営者が知っておくべき3つのポイント 2015/12/10 部門単体システムが全盛の頃は、情報システム部(情シス)がシステムのあり方を考えるのが当たり前でした。しかし、今はビジネスが多様化・複雑化し、それに伴いシステムが複雑化・大規模化しています。情シスの知見だけでは、経営や業務のしくみを適切に反映したシステムをつくれません。では、どうすればよいのか? システムのあり方・構想づくりが、うまくいかない3つの原因を明らかにして、プロジェクトが成功するための方法を説明します。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 武田薬品 CIO オリビエ・グアン氏が語る、グローバル「デジタルビジネス」戦略 武田薬品 CIO オリビエ・グアン氏が語る、グローバル「デジタルビジネス」戦略 2015/12/03 国内最大手の製薬メーカーである武田薬品(以下、タケダ)が今、ドラスティックなグローバル化を進展している。そのかじ取り役として2014年1月にCIOに就任したのが、スイス・ネスレで10年以上CIOをつとめたオリビエ・グアン氏だ。グアン氏は、タケダが従来抱えていた課題、そしてシステムや組織の統合、デジタル活用への取り組みという3つの観点から明らかにした。予算については、固定的なランニングコストは75%以内に収まるようにし、25%をビジネス主導の優先課題に柔軟に投資できる体制を確立する考えだという。
記事 ITコスト削減 ERPなどの基幹系システムの保守コスト、「最大9割削減」は本物か? ERPなどの基幹系システムの保守コスト、「最大9割削減」は本物か? 2015/11/27 経営環境の変化に柔軟に対応しながら、企業にはIT予算の効率的な投資が求められる。攻めのIT投資は積極化させる一方で、守りのITには継続的なコスト削減圧力が高まっている。そこで注目されるのが、ERPをはじめとする基幹系業務システムの運用コストの削減だ。安定的に活用されているにもかかわらず、ERPパッケージの保守費用は実に22%を占めるという。そのため、長期利用を前提としたエンタープライズ系ソフトウェアの保守を、メーカーではなく「サードパーティ事業者」が行う取り組みが、日本でも本格化しているのである。
記事 IT戦略・IT投資・DX KDDIエボルバ、電報サービス「でんぽっぽ」を刷新 「Data Design Platform」を導入 KDDIエボルバ、電報サービス「でんぽっぽ」を刷新 「Data Design Platform」を導入 2015/11/19 KDDIエボルバ(以下、エボルバ)は10月、国内宛電報サービスのシステムを刷新し、10月より本番稼働を開始した。日立INSソフトウェア(以下、日立INS)が手がけた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 「ザ・セカンド・マシン・エイジ」、ムーアの法則に人がついていけない時代が到来か 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(68) 「ザ・セカンド・マシン・エイジ」、ムーアの法則に人がついていけない時代が到来か 篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(68) 2015/11/18 2年ごとに処理能力が倍増する「ムーアの法則」は半世紀以上も健在だ。この倍々ゲームは時間の経過とともに途方もない威力を発揮する。「工業の時代」の技術進歩は、確かに社会を豊かにしてきた。だが、その蓄積が膨大なレベルに達した「情報の時代」には、その変化に人がついていけない懸念も生まれている。技術と競争するのではなく、「技術を活かす人材力」とは何か、国家百年の計である教育をめぐる議論を踏まえて考えてみよう。
記事 経営戦略 IDCが衝撃予測!5年後にITベンダーの3割が消滅、インフラの6割超がクラウド化 IDCが衝撃予測!5年後にITベンダーの3割が消滅、インフラの6割超がクラウド化 2015/11/13 米IDCは4日、2016年以降の世界的なIT産業の動向予測を「IDC FutureScapeレポート」として発表した。今後の鍵は、大規模なユーザー関係構築、価値あるデータパイプライン構築、開発チームの拡大と変化になるという。
記事 ERP・基幹システム NEC、自社基幹システムを「SAP S/4HANA」で全面刷新 運用コスト25%削減へ NEC、自社基幹システムを「SAP S/4HANA」で全面刷新 運用コスト25%削減へ 2015/11/05 NECは5日、自社グループの販売・経理・購買業務を支える基幹システムのプラットフォームを全面的に刷新すると発表した。具体的には、基幹システムに蓄積される経営ビッグデータのリアルタイム処理基盤として、SAP社のインメモリプラットフォーム「SAP HANA」を採用する。
記事 IT戦略・IT投資・DX COBOL資産を有効活用するためのレガシーマイグレーションとは? COBOL資産を有効活用するためのレガシーマイグレーションとは? 2015/10/29 ビジネス環境の変化に柔軟に対応していくために、レガシーマイグレーションを行う企業は多い。クラウドやオープンソースといった技術を活用し、企業はメインフレーム上のCOBOLで構築されたアプリケーション資産をいかに継承していくことができるか。レガシーシステムの現在と将来の展望、クラウドを活用したマイグレーションの最新動向、メインフレームマイグレーションの事例を紹介しよう。
記事 IT戦略・IT投資・DX 国内OpenStack関連市場が爆発的に拡大、2015年は前年比2.5倍の20.5億円に 国内OpenStack関連市場が爆発的に拡大、2015年は前年比2.5倍の20.5億円に 2015/10/26 IDC Japanは26日、2014年のOpenStackエコシステム市場規模は8億1,500万円、2015年は2014年の約2.5倍となる20億4,500万円が見込まれると発表した。2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は113.7%と非常に高い成長になるという。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 東大 江崎教授らが語る、企業活動を止めないIT基盤を実現するモバイル・クラウド活用術 東大 江崎教授らが語る、企業活動を止めないIT基盤を実現するモバイル・クラウド活用術 2015/10/16 現在の企業にとってITとビジネスは一体であり、企業活動を止めないIT基盤の確立が急がれている。だが、これには巨額のコストがかかり、限定的な対処にならざるをえないのが現実だった。一方で目先を変えてみると、社員の生産性を高めて機動的なビジネスを行うため、多くの企業でクラウドやモバイルの活用が進んでいる。実はこうしたクラウドやモバイルの技術こそ、IT基盤の継続性を強化していく上での重要な鍵を握っている。