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  • 2016/08/05

IaaS/PaaS市場規模、IoTの進展で2019年に3,500億円へ

矢野経済研究所は5日、クラウド基盤サービス(以下、IaaS/PaaS)市場に関する調査結果を発表した。2015年のIaaS/PaaS市場は、前年比39.1%増の1,260億円と大きく拡大した。また今後はIoTの進展により、2019年におけるIaaS/PaaS市場は3,500億円に達すると予測される。

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クラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場規模推移と予測
(出典:矢野経済研究所)


2015年のIaaS/PaaS市場は前年比39.1%増の1,260億円

 2015年のIaaS/PaaS市場は、事業者売上高ベースで前年比39.1%増の1,260億円と引き続き大きく成長した。ユーザー企業での導入事例の公開、エンタープライズ分野でIaaS/PaaSを活用するケースの増加、大規模ユーザーを中心としたハイブリッドクラウドやマルチクラウド利用の拡大、デジタル化の進展などにより、IaaS/PaaS市場は順調に成長を続けている。

 市場をけん引しているのはPaaSで、ITインフラの構築や運用保守が不要というだけでなく、提供されている様々なツールを組み合わせることで、競合他社との差異化につながるアプリケーションを開発でき、ビッグデータや機械学習、IoT(Internet of Things、以下IoT)のバックエンドとしても有望視されている。

情シスの運用負荷増で、今後はクラウド支援サービスの需要も増加

 ユーザー企業では、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドを利用してビジネスを強化する動きが活発化しているが、一方では情報システム部門の運用負荷の増加にもつながっている。

 こうした運用負荷の軽減や最適化のために、複雑化したクラウド環境を統合管理するマネージドクラウドサービスを提供する事業者が増加基調にある。今後は、IaaS/PaaS市場の成長とともに、クラウド支援サービス市場も拡大していくと予測する。

2019年のIaaS/PaaS市場規模は3,500億円と予測

 近年IoTが注目されているが、これまでは高い技術力や資本力を持たないとIoTビジネスに取り組むことができないと考えられてきた。自社でIoT関連のサービスをゼロから構築することは、技術的にも、また費用面においても負担が大きい。

 しかし、IaaS/PaaSを活用すれば、それらを持たずともIoTビジネスに取り組むことが可能になる。中堅・中規模のユーザー企業の中にも、IaaS/PaaS提供事業者が提供するIoTプラットフォームを中心としたPaaSを利用し、IoTビジネスに積極的に取り組むユーザー企業が現れはじめている。

 矢野経済研究所では、そうした動きにも後押しされ、IaaS/PaaS市場は、2016年以降も高成長を維持していき、2019年のIaaS/PaaS市場規模(事業者売上高ベース)は、3,500億円に達すると予測している。

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