記事 IT戦略・IT投資・DX 今、ITのデザインをゼロベースで「再発想」しなければ取り残される 今、ITのデザインをゼロベースで「再発想」しなければ取り残される 2016/09/16 デジタライゼーションが進展している現在、従来型のITプラットフォームでは、もはやビジネス部門の細かな要求に対応し切れなくなってきた。この状況を放置し続ければ、自社の競争力は低下していくばかりだ。今の企業には、どのようなプラットフォームが必要なのだろうか。今後のデータセンターのあるべき姿を提唱するIDCフロンティア 代表取締役社長の石田 誠司氏と、ITインフラの構想化などを専門分野とするアイ・ティ・アール 取締役/プリンシパル・アナリストの金谷 敏尊氏が議論を交わした。
記事 IT戦略・IT投資・DX 「ビジネスの足を引っ張る」ITインフラから脱却し、“Data Centric”を実現せよ 「ビジネスの足を引っ張る」ITインフラから脱却し、“Data Centric”を実現せよ 2016/09/16 業務システムの基盤にパブリッククラウドを使うという状況も今や当たり前になってきた。ITのコモディティ化は着実に進んでいる。5年後、10年後にはIoTやAIの分野でも日用品レベルのITが出てくることが想定される。一方企業は、従来型のIT機能とデジタルビジネスに対応するための新たなIT機能を備えておく必要がある。こうした環境下で求められる次世代のビジネスプラットフォームとは、一体どのようなものなのか。8/24に開催された「次世代データセンター活用セミナー2016」において、IDCフロンティア 代表取締役社長の石田 誠司氏が、データセンターの進化の方向性とともに、次世代ビジネスプラットフォームについて講演した。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 「クラウド型WAF」とは何か? Webサーバのセキュリティ対策に有効な理由 「クラウド型WAF」とは何か? Webサーバのセキュリティ対策に有効な理由 2016/09/14 世界最大規模のプライベートCDNネットワークを擁し、ウェブサイトや動画をはじめとするコンテンツの高速配信サービスを提供するライムライト・ネットワークスは、ここ1、2年で矢継ぎ早にセキュリティソリューションを提供している。1つはDDoS攻撃対策の「DDoS Attack Interceptor」であり、もう1つが2016年9月にリリースされたばかりのクラウド型WAF「Limelight Web Application Firewall」だ。同社のVice PresidentであるMatt Soldo氏の来日を受けて、ライムライト・ネットワークス・ジャパンのカントリーマネージャーである田所 隆幸氏とともに、同社のセキュリティ戦略とLimelight Web Application Firewallの特徴について話を聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 手持ちのスマホで内線を! 今こそ「会社電話」の再構築を本気で考える 手持ちのスマホで内線を! 今こそ「会社電話」の再構築を本気で考える 2016/09/12 今やワークスタイル変革に取り組む企業は珍しくないが、その「変革」はデータ通信系の環境整備ばかりに目が行ってないだろうか。実は、「電話」に潜むワークスタイルのムダは多く、それが会社の生産性の足を引っ張っていることもよくある。コミュケーションのロスや通話コストに対して、今真剣に向き合えばリターンは大きいはずだ。
記事 ITコスト削減 デジタルビジネスへの対応、企業はIT予算をどう割り振るべきか デジタルビジネスへの対応、企業はIT予算をどう割り振るべきか 2016/09/12 ビジネスのデジタル化、米ガートナーの言葉を借りれば「デジタルビジネス」への取り組みは、レベルの違いこそあれ、すべての企業が取り組むべきテーマだ。しかし、多くのIT部門は必要な予算を確保できず、最初の一歩すら踏み出せていないのが現実ではないだろうか。こうした企業は、デジタルビジネスへの転換をどう進めていけばよいのか。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 【特集】企業電話のクラウド化が日本の働き方を変える 【特集】企業電話のクラウド化が日本の働き方を変える 2016/09/09 グローバル化の波や女性の社会進出など、企業のオフィスを取り巻く環境は急速に変わりつつある。それに伴い時間や場所に縛られない、柔軟な働き方を求める声は日増しに高まってきている。こうしたワークスタイル変革を後押しするツールとしてスマホやビジネスチャットなど様々なツールが活用され始めているが、その中で取り残されているのが「社内電話」だ。スマホやその他ツールとの連携もままならず、高額な保守運用費が負担になっている企業も少なくない。本特集では、ワークスタイル変革の中で、見落とされがちな「社内電話」をクラウド化することで、コミュニケーションのムダを改善し、新しい働き方を実現する方法を、ユーザー事例や有識者の声、ソリューションの解説などを通じて紹介して行こう。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 石黒不二代CEOが語る、今求められる働き方の変革 企業が考えるべきポイントは? 石黒不二代CEOが語る、今求められる働き方の変革 企業が考えるべきポイントは? 2016/09/09 高齢者は増え続け、労働力人口は減り続ける日本。この現実に企業が対処していくには、女性・高齢者がより活躍できる土壌を整え、さらに一人一人の生産性を上げるしかない。そのために必要なのは、ワークスタイルの変革だ。では、この変革を進める上で、企業が考えるべきポイントは何か。政府の少子化対策にも提言を行うネットイヤーグループの代表取締役社長 兼 CEO 石黒 不二代氏に話を聞いた。
記事 IT運用管理全般 1分で80万円の損失? 企業システムが複雑化する今、「保守」が企業の死活問題になる 1分で80万円の損失? 企業システムが複雑化する今、「保守」が企業の死活問題になる 2016/09/06 今、ITの役割は重要な転換期を迎えている。目まぐるしく進化を遂げるITの世界で、企業システムは、さらに高度化・多様化・複雑化している。そのような状況で、現場のIT部門に目を向けると、システムの効率化や簡素化、あるいは一元的な保守・管理といった課題に頭を悩ませていることが多い。特に保守・管理面では、早期のトラブル判別と事前対策が求められている。しかし、これらの課題を解決するには、もはや社内要員だけの対応では難しいのが実情だ。管理負荷の増大と人材不足が大きな足かせになって、なかなか上手く着手できないという現場の声も強い。このジレンマを解消する方法はあるのだろうか?
記事 データ戦略 新興ベンチャー台頭で激変のストレージ市場、必要なのは「スケールアウト」な発想だ 新興ベンチャー台頭で激変のストレージ市場、必要なのは「スケールアウト」な発想だ 2016/09/02 ビッグデータ活用が本格化し社内外で蓄積されるデータも膨大になると、それらをいかにして整理するか、という課題に直面する。将来にわたり増え続けるデータ量を安全に保管し、柔軟に運用するためのポイントとは。SCSK主催の「最新ストレージで実現する社内インフラの最適化セミナー」では、新興ベンチャーのストレージ企業が存在感を増し、激変するストレージ市場の動向やユーザー調査の結果、米国の法律事務所の導入事例などが紹介された。
記事 経営戦略 DXを実現するイノベーションアクセラレータは、AR&VRやIoT、AI、ロボティクス、3Dプリンティングである DXを実現するイノベーションアクセラレータは、AR&VRやIoT、AI、ロボティクス、3Dプリンティングである 2016/08/29 顧客の変化に対応するには、意思決定を加速しなければならない。またグローバル化に対応したり、生産性の向上を実現することもビジネスにとって重要だ。日本にいれば、労働人口の減少や労働価値観の変化にもさらされている。もはや企業のワークスタイル変革は必然性を帯びているのだ。「実はワークスタイル変革に必要な施策には共通性があり、いずれも最新のICTで解決できるものが多いのです」と語るのは、IDC Japanの眞鍋 敬氏だ。企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるための処方箋とは何なのか。眞鍋氏が語った。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 コグニティブがコラボレーションを変える!IBM流「自分らしい」働き方とは コグニティブがコラボレーションを変える!IBM流「自分らしい」働き方とは 2016/08/29 テクノロジーの進化によって、コラボレーションのあり方が猛スピードで変化している。中でも大きな変化をもたらすものとして注目を集めているのが「コグニティブ」だ。従来、企業内に蓄積されていながら、有効活用できなかった「ダークデータ」を、コグニティブが価値あるものに変えることで、まったく新しい情報共有や価値創造が可能になった。人々が、より「自分らしい」働き方をするために、企業やIT部門には何ができるのか。その最新動向を見ていこう。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 クラウド&モバイル時代のワークスタイル基盤、クラウドかハイブリッドか クラウド&モバイル時代のワークスタイル基盤、クラウドかハイブリッドか 2016/08/29 メールや掲示板など、コラボレーションツールとしてNotes/Dominoを長年にわたり愛用している企業も多いだろう。こうした既存の資産を活かしながら、クラウドやモバイル、ソーシャルなどの新しい技術に対応し、さらにワークスタイルの変革を進めていくにはどうすればよいのか。また、それを支えるITはどのような形で構築すればよいのか。日本アイ・ビー・エムの鴨志田喜弘氏と臼井修氏が語った。
記事 IT戦略・IT投資・DX 寺島実郎氏に聞く! 混迷する世界情勢の中で企業に求められるのは「突破する覚悟」 寺島実郎氏に聞く! 混迷する世界情勢の中で企業に求められるのは「突破する覚悟」 2016/08/29 英国のEU離脱、世界中で発生するテロ、混迷する米大統領選挙…など、現在の世界はますます混迷の度を深めているように見える。こうした時代にあっても、情報技術は驚異的に発達し、その技術をベースにした新興企業の活躍も目覚ましい。ITベンチャーの自動車業界への参入、タクシー業界や宿泊業界の様相を一変させる新しいサービスの登場などは、その典型だ。世の中とビジネスの激しい変化に、企業はどう向き合えばよいのか。世界と日本の市場を見てきた寺島実郎氏に、企業の経営者・CIOが、今考えるべきことを聞いた。
記事 モダナイゼーション・マイグレーション レガシーシステムからの脱却 ITモダナイゼーション最前線 レガシーシステムからの脱却 ITモダナイゼーション最前線 2016/08/29 AI、クラウド、ビッグデータなどデジタル技術の進展により、マーケットはグローバル化一途を辿っている。国境を超えた競争、業種業界を超え、ボーダレスに参入してくる競合など、企業の経営を取り巻く環境は劇的に変わりつつある。こうした急激な変化の中で、企業の意思決定を担うIT環境がレガシーシステムのままでは、生き残ることはできない。古い環境を捨て、ITをモダナイズしていく必要性に迫られているのだ。本特集では企業が、有識者の声やユーザー事例、最新のソリューションを踏まえ、企業が如何にレガシー環境から脱却し、ITのモダナイゼーションを図るべきかを検証をする。
記事 情報漏えい対策 ベネッセ監視委員 上原教授に聞く、相次ぐ情報漏えい事件から企業が学ぶべきことは何か ベネッセ監視委員 上原教授に聞く、相次ぐ情報漏えい事件から企業が学ぶべきことは何か 2016/08/29 ベネッセの情報漏えい事件が、社会に与えたインパクトは非常に大きかった。それだけに、事件から企業が学ぶべきことも多いはずだ。事件後、同社は社外からの定期的な監査を目的に情報セキュリティ監視委員会を設立した。その委員をつとめる立命館大学 情報理工学部/情報システム学科の上原哲太郎教授に、ベネッセ事件の影響と同社のその後のセキュリティ対策、事件から企業が学ぶべきポイント、さらに中小企業がとりうる対策などを聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 星野リゾートの「人材活用」 スキルを活用し長く働ける在宅テレワークの環境を構築 星野リゾートの「人材活用」 スキルを活用し長く働ける在宅テレワークの環境を構築 2016/08/25 京都、軽井沢、箱根、沖縄の竹富島──日本全国に美しいリゾート施設を展開し、その高品質のサービスで高い人気を博しているのが星野リゾートだ。顧客満足度の高い体験を提供し続けるため、同社が力を注いでいるのが、従業員の「働く環境」の整備である。早くから在宅勤務の仕組みを導入・活用してきた同社は、その活用の幅をさらに広げるため、お客様からの問い合わせに在宅で電話対応できるテレワーク環境を構築し、積極的な活用を開始している。
記事 Office、文書管理・検索 電子帳簿保存法「スキャナ保存制度」は、業務を劇的にカイゼンできる契機だ 電子帳簿保存法「スキャナ保存制度」は、業務を劇的にカイゼンできる契機だ 2016/08/25 今、企業内文書の電子保存の機運が再び高まっている。背景にあるのは、電子帳簿保存法(電帳法)のスキャナ保存制度が2年連続で改正されたこと。特に今年は、スマートフォンやデジタルカメラによるスキャンが認められることもあり、企業からの注目度も高い。この制度をフル活用すれば、倉庫などに大量に保管されている紙書類を処分することはもちろん、業務プロセスを一気に改善できる契機になる。ここでは、電帳法の基礎から活用例、陥りがちな問題とその解決方法について解説する。
記事 IT戦略・IT投資・DX 東京大学 江崎浩教授が指摘、AIとIoTの台頭で起こるIT基盤の「爆縮」に対応せよ 東京大学 江崎浩教授が指摘、AIとIoTの台頭で起こるIT基盤の「爆縮」に対応せよ 2016/08/25 グーグル子会社のDeepMindが開発した囲碁プログラム「AlphaGo」がプロ棋士に勝利したり、1台のクルマに膨大な数のセンサーが搭載されていたりと、AIの進化やIoTの普及を見て分かるように、コンピュータの計算速度やデータ分析の精度は日々高まっている。こうした中で、それらを支えるインフラにもまた、変化のタイミングが到来しているようだ。東京大学 大学院 江崎浩教授が、IT基盤に起こる「爆縮」現象を説明したほか、この対応策として期待されるハイパーコンバージドシステムの重要性が語られた。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 多様化するサイバー攻撃の時代の「セキュリティ対策立案」で重視すべき4つのポイント 多様化するサイバー攻撃の時代の「セキュリティ対策立案」で重視すべき4つのポイント 2016/08/24 昨今、標的型サイバー攻撃など、巧妙化・多様化する攻撃によって、企業の機密情報が盗まれる事件が多発している。このような事件を未然に防ぐために、いま企業のセキュリティ対策はどう変わらなければならないのか。デロイトトーマツ サイバーセキュリティ先端研究所の兼松孝行氏は、「従来型のセキュリティ対策だけでなく、より深化した対策の検討と工夫が必要になってきた」と指摘し、新たなサイバーセキュリティ対策立案のステップと検討のポイントについて明らかにした。
記事 セキュリティ総論 「セキュリティガバナンス」の構築を成功に導く7つのポイント 「セキュリティガバナンス」の構築を成功に導く7つのポイント 2016/08/24 サイバー攻撃の複雑化、セキュリティ関連の新たな法令・ガイドの策定などに呼応して、「経営目線で統括的なセキュリティ管理態勢を整備したい」というニーズが増えている。そこで登場するキーワードが「セキュリティガバナンス」だ。これは従来から存在するものの、いざ整備に取り組むと、完成形が初期イメージと異なる、または、そもそも計画段階で頓挫するなど、うまくいかず失敗した企業も多いのではないだろうか。効果的なセキュリティ対策には、まずセキュリティを統括するための「ガバナンス」の整備が重要である。デロイトトーマツ サイバーセキュリティ先端研究所の高橋宏之氏は、セキュリティガバナンスの整備を成功に導くための重要な検討ポイントとノウハウについて、過去の成功事例をベースに体系立てて解説した。
記事 IT運用管理全般 東京海上日動システムズ本部長やいい生活CTOらが議論、「最適な運用管理」の方法とは 東京海上日動システムズ本部長やいい生活CTOらが議論、「最適な運用管理」の方法とは 2016/08/24 クラウドやモバイル、果てはAIやIoTまで、続々と登場する新しいテクノロジーを取り入れていかなければ、企業が競争に勝つのは難しくなってきた。その結果、企業の情報システム部門や開発部門には「新しいテクノロジーを取り込みながら、人員リソースは維持もしくは縮小、あるいはコストを削減しろ」という“矛盾”した要請を突きつけられ、頭を抱える担当者も少なくない。そこで今回、Webセミナー「Enterprise IT Camp最適なIT運用管理を実現する具体的な手段とは?」を開催し、運用管理に定評のある東京海上日動システムズ、不動産市場向けクラウドサービスを提供するいい生活らのキーパーソンに、「最適な運用管理」「現代の運用管理のあるべき姿」を実現するヒントを伺った。
記事 モダナイゼーション・マイグレーション 大注目の「ITモダナイゼーション」、9つの手法とコスト削減のポイントとは 大注目の「ITモダナイゼーション」、9つの手法とコスト削減のポイントとは 2016/08/23 いま、長年使ってきたITシステムを最新技術に対応させる「ITモダナイゼーション」が注目を集めている。簡単にいえば「古いITシステムを刷新する」という、けっして新しくはないテーマだが、なぜ今、これだけ注目を集めているのか。注目される背景と具体的な9つの手法、そしてコストを最適化しながらITモダナイゼーションを成功に導くポイントを探った。
記事 モダナイゼーション・マイグレーション 硬直化する「VB6.0」資産、Webシステムへ進化させる手法とは 硬直化する「VB6.0」資産、Webシステムへ進化させる手法とは 2016/08/23 古いプラットフォームやテクノロジーをベースにした「レガシーシステム」は、企業にとって多くの問題を引き起こし、ビジネスにも悪影響を与えるリスクをはらんでいる。もし適切な処置を怠れば、企業は時代の変化に対応できず硬直化し、競争力を失ってしまうだろう。しかし、その一方でシステムのOSひとつ取っても、10年以上前に登場したものを未だに使い続けている企業が多い。OSによってはサポートの終了が近づいているケースもあり、レガシーシステムの移行は急務だ。このような状況で、消極的な移行コストを積極的なIT投資とすべく、Visual Basic 6.0(以下、VB6.0)の資産をJava化し、リッチなWebアプリケーションに進化させるなどの動きもある。真の意味での競争力を獲得するために、いま企業がとるべき最適なアプローチとは一体どのようなものなのであろうか?