記事 IT投資・インフラ戦略 リアルとバーチャルでITの導入検討を――メーカーの声を聴くオウンドメディアの秘密 2016/05/11 BtoBの世界では、検索エンジンやIT専門サイト、展示会などバーチャルとリアルを駆使し、十分に時間をかけてIT製品の導入検討を進めるのが一般的だ。こうした中で、中堅・中小企業を中心に100万社を超える顧客数を持つ大塚商会が「メーカーズボイス」というオウンドメディアを展開している。約100社にもわたる取り扱いメーカーの中から独自の視点で取材先をピックアップし、年間30本のペースで直接"生の声"に耳を傾け続けているというが、その意図はどこにあるのか。
記事 サーバ グランドデザイン次第! 柔軟かつ負担を抑えた仮想環境 2016/04/18 仮想化による物理サーバーの統合は、コスト削減、耐障害性の向上、ビジネスの柔軟性といったメリットが得やすく、ここ数年で一気に導入が進んだ。しかしその反面、見えてきた仮想化の課題もある。こうした中、国内屈指の老舗インテグレーターであるエス・アンド・アイが「しっかりとしたデザインを行うことで、企業が抱える運用負担や人的課題を解決し、我々インテグレーターへの依存度も下げることが可能」と語る。そのシステムソリューションとはどのようなものか?
記事 IT投資・インフラ戦略 いつまで5年に一度のシステムリプレースに大騒ぎするのか? IBMが提案する“魔法の箱”とは? 2016/04/13 情報システムには、時代が移るにつれて変えていくべき部分と、変わらない部分がある。それをきちんと理解しないまま拡張・刷新していると、新テクノロジーをいち早く導入して「攻め」に転じることもできなければ、高い運用負荷に支配され続け、コストを下げることもできない負のスパイラルに陥ってしまう。しかし、こうした課題を解決できる「魔法の箱」があるという。日本アイ・ビー・エム IBMシステムズ ハードウェア事業本部 ハイエンド・システム事業部 Power Systems 部長 久野 朗氏に話を聞いた。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ Windowsアプリの仮想化互換率99.9%!「クラウドページング」はVDIをどう変えるのか 2016/03/28 現在、セキュリティ強化や多様なワークスタイルへの対応を目的に、VDI環境を導入する企業が増えている。ただし、VDI環境を構築しても、アプリケーションの起動が遅かったり、膨大なアプリケーションやライセンスの管理に課題を抱えていたりする企業は少なくない。しかし、Numecentの「クラウドページング」という技術を使うと、こうした課題を一気に解決できるという。「クラウドページング」とはどんな技術で、企業にどのようなメリットをもたらすのか。日本に初来日したNumecentのCEO トム・ラガッタ氏、および日本での販売を行うアセンテックの代表取締役社長 佐藤直浩氏に話を聞いた。
記事 バックアップ・レプリケーション バックアップが終わらない! 高速化のカギは、重要なデータの「仕分け」にあった 2016/03/25 企業が保有するデータは、年々、爆発的なペースで増え続けている。一説によれば対前年比で40%〜60%増というペースで、これは2年間でデータが倍増することを意味する。今後、この流れはさらに加速していく中で、「増え続けるデータのバックアップ」「バックアップデータの効率的な利活用」は大きな経営課題の1つだ。データ爆発時代における「バックアップ高速化」「コスト最適化」「効率的なデータマネジメント」などの最新事情を解き明かしていこう。
記事 バックアップ・レプリケーション 【ストーリー】「どの災害対策がよいのかわからない」にどう対応するべきか 2016/03/15 中堅の工作機械メーカーにつとめる沢木秀雄。同僚の吉田早苗と協力して、テープ対応とバックアップデータのデータセンター間の転送について調査中だ。いずれも課長からの指示だが、そろそろ課長も焦っている。おそらく、この調査結果が最後の一押しになるだろう。休日のフルバックアップ出勤をなくすため、沢木と吉田にとっても最後の一踏ん張りだ。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 仏航空機メーカー、エアバスのVDIを支える「Windows環境最適化」の仕組みとは? 2016/03/15 一般的なPCユーザーであれば、Windows環境を最適化してパフォーマンスを改善するツールを、一度は試した経験があるのではないだろうか。したがって、その効果もある程度は想像できるかもしれない。しかし、フランスの航空機メーカー、エアバスのデスクトップ仮想化(VDI)に採用され、SIerのシステム提案にも影響を与えつつある最適化ツールであるとしたらどうだろうか。そのツールこそ、フランス発の「Norskale」だ。2012年創業のベンチャー企業、Norskale COO Patrick Lalanne氏に、その仕組みや機能について話を聞いた。
記事 バックアップ・レプリケーション 【ストーリー】仮想化環境のバックアップ/リストアは、どうすればよいか? 2016/03/10 中堅の工作機械メーカーにつとめる沢木秀雄。先日は、重複排除機能を課長に説明したが、説明後に課長から仮想化環境への対応を質問され、改めて調査することに。同僚の吉田早苗と手分けして情報収集に奔走したが、その内容いかんでは、導入が見送られることにもなりかねない。はたして、その調査結果はいかに……。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS 【物語でわかる】取引先の信頼を勝ち取れ!BCP策定とデータセンター移転の最適解とは 2016/03/07 精密機械部品の加工を得意とする浦河製作所。規模は小さいが、その高い技術力が評価され、大手メーカーとも直接取引する知る人ぞ知る存在だ。つい最近は、海外の大手医療機器メーカーから問い合わせがあり、新たな大口取引先として期待が高まっている。ただ、社長の浦河が懸念しているのはBCP(事業継続計画)だ。実は、医療機器メーカーからの問い合わせには、技術の他にBCPも含まれていた。命に関わる医療機器にとって、部品供給の停止は決して許されないからだ。技術には自信がある。しかし、BCP、特にIT-BCPは……。そこで浦河は、情報システム部門の吉田を呼んだ。
記事 バックアップ・レプリケーション 【ストーリー】それでも増え続けるバックアップデータ、データそのものを減らすにはどうするか? 2016/03/01 中堅メーカーにつとめる沢木秀雄。昨日は、「永久増分バックアップ」を課長に説明し、好感触を得たところだ。いまは、出社後、朝のコーヒーを飲みながらメールを確認しているところ。「今日は、課長にどうやって続きを説明しようか……」とボンヤリ考えていたら、隣の席に座っている情報システム部門の同僚 吉田早苗から声をかけられた。
記事 IT投資・インフラ戦略 大塚商会が電力コスト削減、ビル管理、3Dシミュレーションで「攻めのIT」を見せつけた 2016/02/25 2月3日から5日までの3日間、ザ・プリンスパークタワー東京にて、大塚商会主催の総合展示会「実践ソリューションフェア2016」が開催された。「つながると見える!ひろがるビジネス。」というテーマを掲げ、すべてのシステムをつなげてビジネススタイルを変革する「攻めのIT投資」と、そこから広がるビジネスの活用例を来場者に示した。電力コスト削減や法改正対応といった実用的なソリューションや、3Dプリンタやドローンといった注目のテクノロジーについて紹介しよう。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ Resalio DaaSは、なぜ圧倒的低価格でフルSSDの仮想デスクトップを実現できたのか 2016/02/23 セキュリティ強化と生産性向上、そしてワークスタイル変革の切り札として、仮想デスクトップ(VDI)に注目が集まっている。現実に、著名な大企業などでは数千から1万を超える規模での導入事例も聞かれるようになった。ただし、中堅以下の企業では、メリットはわかっていても、なかなか導入にはいたらないケースが多いようだ。その理由と解決策について、アセンテック 代表取締役社長の佐藤直浩氏とGMOインターネット 事業本部 部長 エンタープライズクラウド担当 髙田幸一氏に話を聞いた。
記事 バックアップ・レプリケーション 【ストーリー】増え続けるデータ、バックアップが終わらない!にどう対応するか 2016/02/15 中堅の工作機械メーカーにつとめる沢木秀雄は入社5年目。現在、情報システム部門で主にシステムの運用管理を担当している。日々、システムの状態に目を光らせるとともに、定期的なデータのバックアップもこなさなければならない。バックアップデータにはCADの設計図や売上情報も含まれるので責任は重大だ。ところが、最近、データ量がますます増えてきており、沢木の仕事に大きな支障を来たし始めてきた……。
記事 グループウェア もっと手軽に、グループウェアを使いたい――ユーザーが考えた新たな活用法とは? 2016/02/01 企業内の情報共有やスケジュール管理、ワークフロー、勤怠管理や経費精算などに、グループウェアの導入を検討する企業は多いだろう。しかし、使われていない機能が多い製品を導入したことで高いコストがかかったり、実際に導入しても活用されていないといった悩みの声が聞かれる。こうした中で、社外の取引先との短期間のプロジェクト管理をはじめ、グループウェアの活用に工夫をしている企業もある。そこで今回は、手間もコストもかけずにグループウェアを手軽に導入し、うまく使いこなしている企業の事例を紹介しよう。
記事 IT投資・インフラ戦略 ライオンが取り組んだ基幹システム再構築 マイグレーション成功の6つのポイントとは? 2016/01/14 TCO削減やBCP対策、保守技術の継承や、社内に点在するデータの活用など、レガシーの基幹業務システムのオープン化を検討する企業は多い。ライオンは、約30年使い続けてきたメインフレームをリホストによるマイグレーションでオープン化し、運用コストの大幅削減に成功した。今回はライオンをはじめ、メインフレームの仮想化移行やリホスト、オープンプラットフォームを実現した3つのマイグレーション(モダナイゼーション)事例を紹介しよう。
記事 製造業IT 中堅中小食品メーカーの基幹システム再構築術 「食の安全」を守り、原材料高にも対応 2016/01/12 ここ数年、食品の産地偽造や加工食品への異物混入などの事件が報道され、“食の安全・安心”を求める消費者の声はますます高まっている。その一方で、大幅な円安や原材料高が食品メーカーの収益性を急速に圧迫しており、採算管理や在庫管理は喫緊の課題だ。とはいえ、大手と違い、中堅中小の食品メーカーは、資金や人的リソースに限りがあるのも事実。こうしたさまざまな課題に応えるのが、クラウドを活用した食品業界専門のICTサービスだ。
記事 スマートフォン・携帯電話 スマホの手間は究極まで削減された!従来の常識を覆す企業向けスマホ導入の選択肢とは 2015/12/25 ある調査によれば、中堅・中小企業におけるスマートフォンの普及率が60%を超えたという。とはいえ、従来型の携帯電話からスマートフォンへの移行にあたり、導入後の手間やコストのことを考えると、どうしても敷居が高く感じられ、二の足を踏んでしまう、そんな悩みを抱く企業の総務部門担当者や情報システム部門担当者もいるのではないだろうか。しかし、スマートフォンは今、従来の常識がまったく通用しないほどに手間なく管理でき、かつコストもおさえて導入できる時代が到来している。
記事 スマートフォン・携帯電話 2大経営課題「売上アップ」と「人材不足」に、なぜスマホが役に立つのか 2015/12/25 中堅・中小企業にとって「営業力強化」と「人材不足」が、大きな経営課題となっている。限られた人的資源を最大限活用し、売上を拡大していくには、社員一人ひとりの生産性向上が欠かせない。そこで今、改めて「スマートフォン」を見直す動きが広がっている。なぜスマホで、売上アップと人材不足解消を実現できるのだろうか。
記事 グループウェア NotesとSharePointを知り尽くしたスペシャリストが語る「どれだけ割り切れるかがクラウド移行の鍵」 2015/12/18 運用コスト削減などを背景に、企業のITサービスのクラウド化が加速している。しかし、クラウド環境への移行の際に大きな障壁となるのがNotes DBの移行だ。そこでソフトバンク・テクノロジーの鈴木 昭彦氏が、Notesマイグレーションの現実的な課題や、「思い切ってNotesを捨てて」SharePointなどのクラウドサービスを利用する際のポイントなどについて解説する。
記事 統合運用管理・サーバ監視 長野県事例:3万人の大規模給与システムを支える運用管理の勘所 2015/12/14 精密製造業などを数多く抱え、冬季オリンピックも開催された長野県。国内でも有数のIT先進県として、地域の県機関や市町村などを結ぶネットワークを構築し、それを共同利用することで、業務の効率化とコスト削減を図ってきた。一方、県庁の内部システムもインフラ整備を進めており、業務内容によっては非常に負荷のかかる大きな処理を行うケースもある。たとえば長野県総務部総務事務課では、庁内を含めて約3万人にのぼる給与の処理を行っており、その基盤の安定性を確保することは重要なミッションとなっている。同システムを取りまとめる県庁のキーパーソン、長野県 総務部 総務事務課 課長補佐 兼 システム係長 川口 敏嗣 氏に話を聞いた。
記事 BI(DWH、OLAP、マイニング) 国境なき医師団とスノーピークは、いかにBIを導入しデータを活用しているのか 2015/12/14 データを武器にして、社会変革やビジネス革新を進める動きが加速している。そのデータ活用の中核を担うのが、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールだ。「ウイングアークフォーラム 2015」では、国際的な医療・人道援助を行う「国境なき医師団」と、アウトドア用品メーカーの「スノーピーク」の両担当者が登壇し、BIツールを導入した目的や導入のプロセス、導入の成果などについて明かした。
記事 開発ツール・開発言語 システム開発は「パッケージ」か「個別開発」か? いま注目される超高速開発の秘密 2015/12/03 システム構築をパッケージ等の既製品で行うか、はたまた個別にスクラッチ開発するかに悩む企業は後を絶たない。個別開発することでの構築スピードの鈍化はビジネスチャンスを逃してしまうことになり、かといって既製品の活用では自社のノウハウやオリジナリティが実現困難となる。そうした中で注目されているのが「超高速開発」という手法である。ソースコード生成を自動化するのみならず、開発工程に幅広く適用して生産性を向上させた超高速開発ツールを採用した企業の実例を交えて解説しよう。