日本HP、中堅中小企業向けWebシングルサインオンを発売

　日本ヒューレット・パッカードは、数百～数千ユーザー規模の環境に適したWebシングルサインオン・ソリューションの新バージョン「HP IceWall SSO ver.8.0.1 Standard Edition」を発売すると本日発表した。

　HP IceWall SSOは、Webアプリケーション間の認証情報を連携し、シングルサインオン（一度の認証情報入力で複数のアプリケーションを利用できる仕組み）を実現する。Webサービスにおけるユーザー認証の安全性と利便性を両立させるとともに、ユーザー管理の一元化にも役立つため、個人情報保護や企業の内部統制への関心が高まる中、注目を集めているソフトウェア製品である。
　中でも数百～数千ユーザ規模の環境向けのStandard Editionは、大規模環境向けの上位製品であるEnterprise Editionの機能をそのままに、ユーザ数が比較的少ない中堅中小規模企業のイントラネットや、ユーザ数の増減が激しい電子商取引サイトに適したライセンス体系を備えている。

　Standard Editionの新バージョンであるHP IceWall SSO 8.0.1 SEは、Enterprise Editionの最新バージョン（8.0 R1）で新たに加わった対応OS、対応データベース、対応プロトコルが利用可能になったほか、管理性とユーザの利便性を向上する新機能を追加した。システム管理者の負荷が高くなりがちな中小中堅規模企業にも、より導入しやすい製品となっているという。