- 2006/06/12 掲載
鹿児島銀行、日本ユニシスの次世代オープン勘定系システム採用を内定
日本ユニシスは、鹿児島銀行から、同行における次期基幹系システムについて日本ユニシスの「次世代オープン勘定系システム『BankVision』」採用の内定を受けたと発表した。
これにより、地方銀行における基幹系オープンシステム採用行数は、国内ITベンダートップの6行(百五銀行、紀陽銀行、筑邦銀行、佐賀銀行、十八銀行、鹿児島銀行)になる。なお、日本ユニシスは九州地区においても基幹系ユーザ数は5行でトップシェアを誇っている。
日本ユニシスは、2001年の三井住友銀行におけるBANCSシステムを皮切りに、金融機関におけるミッションクリティカル分野でのオープンシステム構築の実績を積み重ねてきた。鹿児島銀行に対しても、長年にわたり同行のシステム構築を手がけ、現在稼働中の基幹系システムについてもITパートナーとしての役割を担ってきた。同時に、オープンシステム分野での最新技術の情報提供も実施してきた。
一方、鹿児島銀行は、地方銀行において経営戦略上、今後必要となる新しいバンキングシステムの共同研究、企画、およびその実現に向けた対応策の策定と実証モデルの開発を行うため、2000年に設立されたS-BITS(R)コンソーシアムにも積極的に参画してきた。
今回、鹿児島銀行は、次期基幹系システムについてオープンシステムへの移行を決め、日本ユニシスと『BankVision』の導入内定に至った。今後、日本ユニシスと鹿児島銀行は、日本ユニシスが提供する共同アウトソーシングセンターの利用も含め、運用形態、移行方法、本番稼働時期などについて協議を進めていくという。
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