日立ソフトとトレンドマイクロが協業

　日立ソフトウェアエンジニアリングと、トレンドマイクロは、企業向けセキュリティ管理ソリューション分野で、製品連携を含めた協業を推進していくことで合意した。

　この協業の第一弾として、日立ソフトは、「秘文ME（ヒブンエムイー）　Winny対策ソリューション」を7月より販売開始する。このソリューションは、中堅以上の企業を中心に初年度70社への導入を目指す。

　両社は今後、企業のセキュリティ管理ニーズに対応すべく日立ソフトのセキュリティマネジメントシステムである「秘文ME」とトレンドマイクロの集中管理製品である「Trend Micro Control Manager」の連携による企業におけるIT内部統制、コンプライアンス領域を視野に入れ、引き続き協業を進めていくという。　本発表に関して、以下のコメントをいただいております。

　この発表に関して、NECフィールディング ソリューション事業推進本部長 西村和広氏は次のように述べている。
　「NECフィールディングは、Winny検出・削除ツール「アドバンス検索ツール」と「秘文ME」を連携させた「Winny対策ソリューション」の発売を歓迎いたします。新ソリューションにより、Winny対策およびセキュリティ対策状況の可視化が可能となり、より確実で強固な情報漏洩対策ソリューションをお客様に提供できるものと期待しております」

　また、日立電子サービス 執行役員 福田哲郎氏は次のように述べている。
　「日立電子サービスは、Winnyによる情報漏洩に向けた、対策ソリューションの発表を歓迎します。Winny対策ソリューションは、お客様に「安心」を与えるソリューションとして、市場の拡大が見込めます。当社は日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社「秘文」、及びトレンドマイクロ株式会社のウイルス対策製品の販売／ソリューションサービスパートナとして、お客様システムをあらゆる脅威から守り、Winny対策ソリューションを積極的に展開いたします」