相模鉄道、事業多角化でビジネスホテル事業に参入

　相模鉄道は6月2日、相鉄イン株式会社を設立し、平成19年12月に1号店「（仮称）相鉄イン 鎌倉大船」を開業してビジネスホテル事業に参入すると発表した。

　ビジネスホテルは、主に出張のビジネスパーソンや観光客から支持を受けており、経済活動の拡大によるビジネス需要はますます増加している。同事業への参入は、この需要に応えるとともに、神奈川県内で相鉄グループが保有する立地条件の良い土地を中心に、リーズナブルな価格で宿泊機能に特化したビジネスホテルを展開していくものである。同事業の1号店「（仮称）相鉄イン 鎌倉大船」は、相鉄グループの横浜地下街（株）が所有する駐車場用地（JR大船駅北改札から徒歩1分）に開業し、その後、神奈川県内を基本として10店舗の開業を目指すという。

　ホテルの仕様については、出張ビジネスマンをメインターゲットとし、シングルルームを基本としたコストパフォーマンスに優れたホテルを展開する予定である