- 2006/09/14 掲載
沖電気、次世代ネットワーク事業分野(NGN)へ選択と集中
【マネジメント】
沖電気は今回の組織再編でグループ内に分散していた開発リソースを集結、1200人規模の開発体制を構築して商品化を加速する。2008年度にはNGN関係商品の売上として1000億円を目指すという。
NGNでは、従来の固定電話や携帯電話のサービスに加え、高品質な映像配信、テレビ電話、企業向けの高信頼性通信サービスなどを同一のIPネットワーク上で提供できるようになる。また、トリプルプレー(音声、データ、映像の統合)やFMC(固定・無線通信融合)といった新サービスの提供の可能性が広がるという。
沖電気では、すでにアクセス・ネットワーク、ホーム・ネットワーク、ネットワーク・サービス・プラットフォーム、コア・ネットワークの4事業領域に注力してきたが、今後これらの分野でのサービス/プロダクトの開発を効率化させる。
これに伴い沖テクノクリエーションを沖電気に吸収合併し、沖コムテックの開発技術者を沖電気に出向させる。これら2社から沖電気への異動および出向先は、情報通信事業グループのネットワークシステムカンパニーおよびメディアネットワークアプライアンスカンパニーとなり、既存の技術者を含め、1200人規模の開発体制となるという。なお沖コムテックは10月以後、事業内容を既存商品ファミリーの収益最大化に特化する。
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