- 2025/08/21 掲載
【複数テンプレ付き】役割指定意味なし!CopilotとGoogleドキュメントのAI文章作成術
バークリー音大提携校で2年間ジャズ/音楽理論を学ぶ。その後、通訳・翻訳者を経て24歳で大学入学。学部では国際関係、修士では英大学院で経済・政治・哲学を専攻。国内コンサルティング会社、シンガポールの日系通信社を経てLivit参画。興味分野は、メディアテクノロジーの進化と社会変化。2014〜15年頃テックメディアの立ち上げにあたり、ドローンの可能性を模索。ドローンレース・ドバイ世界大会に選手として出場。現在、音楽制作ソフト、3Dソフト、ゲームエンジンを活用した「リアルタイム・プロダクション」の実験的取り組みでVRコンテンツを制作、英語圏の視聴者向けに配信。YouTubeではVR動画単体で再生150万回以上を達成。最近購入したSony a7s3を活用した映像制作も実施中。
http://livit.media/
Word/GoogleドキュメントでAI機能を使う手順
マイクロソフトWord、グーグル・ドキュメントなど文章作成ツールには、生成AI機能が搭載されており、数年前に比べ文章作成は飛躍的に楽になった。うまく使うことで、「何から書けばいいの?」という状況に陥ることは少なくなったと言えるだろう。WordではマイクロソフトCopilotを使い、画面右上のCopilotボタンを押すか、ドキュメント内のCopilotアイコンをクリックする、あるいは「ALT + i」キーを押してチャット欄を開く。そこに「文章を要約してください」といった指示を入力すると、文章の要約や書き換え、下書きの作成、表の自動生成などが可能だ。Copilotは有料プランで提供され、利用にはマイクロソフトアカウントへのサインインが必要となる。
一方グーグル・ドキュメントでは、「文書作成サポート」ボタンをクリックすると、プロンプト挿入欄が表示されるので、そこに指示文を挿入する。Wordと同じく、文章生成のほか、既存文章の言い換え、要約、箇条書きなどを簡単に実行することが可能だ。
これらのAIツールは、操作手順や用途がほぼ共通しているほか、精度もほぼ同じ。出力品質を高めるアプローチも同じだ。それは「適切な指示文(プロンプト)」を用意すること。次節からは、文章作成に必要なプロンプトの基礎を解説しつつ、ビジネスパーソンが頻繁に直面する、メール作成、企画提案書、報告書という3つのシーンですぐに使えるプロンプト術/テンプレートを紹介したい。 【次ページ】【テンプレ付き】役割指定はもう意味なし?「最新」プロンプト作成術
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