- 2006/09/21 掲載
ネットワークインフラにおける最重要課題は「セキュリティ対策強化」
ネットワーク機器の製品カテゴリ別利用状況では、現在利用している機器ベンダーに対し、ルーターでは58.4%、LANスイッチについては62.6%が満足していると回答している。一方、次回も継続してそのベンダー製品を購入する可能性については、ルーターで83.1%、LANスイッチでは84.5%と多くのユーザーが現在利用しているベンダーの製品を選択する結果が現れた。
インターネットVPN装置の評価項目ごとの満足度については、障害発生頻度やスループットについては満足度が高いが、ベンダーサポートの満足度は30%程度とやや低い値となった。
また、ネットワークインフラに対する重要課題は、セキュリティ対策強化が1位となり、依然企業セキュリティに対する意識が高いことが判明した。
![]() Source:IDC Japan,2006 |
ネットワークインフラに対する課題 |
IDC Japanコミュニケーションズ リサーチアナリストの草野賢一氏は「(ベンダーは)安価にかつ構築容易なセキュリティソリューションを顧客に提供することも重要」とし、「ネットワーク機器の実現範囲を拡大する」ことで市場全体が活性化されると分析している。
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