- 2006/09/22 掲載
芝浦工大、新キャンパスに広帯域IPネットワークを構築
【IPネットワーク構築でコスト削減】教職員用IP電話システムも導入し、円滑なコミュニケーションを実現
芝浦工業大学は、NEC、NECネッツエスアイと共同で、豊洲の新キャンパス内に10ギガbps通信を利用した広帯域な音声、データ統合のIPネットワークを構築した。
また教職員用に、NECのSIP対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」とIP電話機400台、内外線対応のPHS端末200台を中核とするモバイルセントレックスシステムを構築した。なお、このシステムは電話、電子メール、音声メール、FAXなどの統合利用が可能となっている。
これより、PHS端末を用いて、職員各人に割り振られた1つの電話番号での内線外線通話や、外出先から自分宛の電話やFAXを電子メールで確認できるユニファイドコミュニケーションなどを実現する。
なお、芝浦工大では本年10月から、大宮キャンパスにおいても同様のPHS端末を活用するシステムを展開する予定である。
芝浦工大はこのシステムの導入により、3点のメリットをあげている。広帯域化したIPネットワークで、大容量データの送受信や科学技術計算がストレスなく行えるようになり、教育・研究環境が大幅に向上、教職員約200名のコミュニケーションの円滑化と効率化を実現、コスト削減を実現する。
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芝浦工業大学が構築したIPネットワーク |
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