- 2006/12/01 掲載
日本オラクルとべリングポイントが提供する、グループ企業の内部統制と経営管理を強化するソリューション
日本オラクルとべリングポイントは、グループ企業の内部統制と経営管理を強化するソリューション「グループ経営・内部統制ソリューション」を共同で構築し、提供開始した。
「グループ経営・内部統制ソリューション」では、内部統制の為の文書の管理、テスト、遵守の進行状況のモニターを可能とするオラクルのアプリケーション「Oracle Internal Control Manager」(以下、Oracle ICM)と、グループ会社のデータ収集、連結、連結データの高度な分析を行うオラクルのアプリケーション「Oracle Financial Consolidation Hub」(以下、Oracle FCH)を連携した仕組みを活用。この仕組みに、ベリングポイントの企業の内部統制強化を支援する「内部/IT統制改革サービス」、および企業の経営状況の可視化を支援する「統合的企業業績管理(Corporate Performance Management: CPM)コンサルティングサービス」を組み合わせて、「グループ経営・内部統制ソリューション」として提供される。このソリューションは連結対象をもつグループ企業で、社員数2000人以上の中堅から大規模企業を主な対象としている。
このソリューションでは、企業グループ全体における内部統制、経営管理や体制の状況を診断し、診断結果をもとに、各グループ企業の業務プロセスや強化すべき分野に合わせた経営(業績)分析基盤として「Oracle ICM」と「Oracle FCH」を連携した仕組みによるシステムを構築する。同システムでは、参照可能な連結財務情報をもとに、内部統制の評価対象となる重要な事業拠点、勘定科目、業務プロセスの識別を検討し、内部統制評価の対象範囲の選定を行う。さらに、内部統制の整備状況および運用状況の評価作業を実施し、その評価結果を格納して、閲覧することが可能。これにより、グループ企業全体での内部統制や業績評価の情報を見える化し、各事業、地域、製品、顧客など様々な視点による連結業績指標を迅速に把握して事業戦略へと反映させることも可能となる。
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