日本テクトロニクス、2種類のモバイルWiMAX用テストツールを拡充

　日本テクトロニクスは22日、モバイルWiMAX用のテストソリューションを2種類発表した。1つはファンクションテスト用のシミュレーション機能を拡張した「G35-WiMAX」、もう1つはモニタリングソリューション「WiMAX NSA（ネットワーク＆サービス・アナライザ）」。

　日本テクトロニクスでは、昨年10月、同種のソリューションとしては業界唯一の「G35-WiMAX」を発表した。これにより機器メーカーは、製品開発期間の短縮や開発コストの削減、製品の迅速な市場への投入が可能になったという。今回、さらにG35-WiMAXの新たな機能として、R1とR3のシミュレーション機能を追加した。また、先進的な解析ソフトウェアと小型軽量なK18型プローブの組み合わせにより、実績豊富なNSAソリューションがWiMAXにも対応したという。
　WiMAX NSAのマルチインタフェース・コール・トレース機能やメッセージ統計機能等は、機器の負荷試験、フィールド試験、実際のネットワーク配備時などに発生する高度で複雑なモニタリング・解析要件をも満たすという。