- 2007/09/26 掲載
ファイル転送ツール「HULFT」と、EDIパッケージソフト「ACMS」が連携
現在、多くの企業では、企業間電子データ交換(EDI)システムと企業内のデータ連携システムという、目的の異なる2つのシステムを維持管理するため、複数の運用管理形態を取っている。これらの課題に対し、今回発表する製品は、2つのシステムをシームレスに連携させ、一元的に運用管理することを可能にする。
「HDC-EDI Suite」は、幅広いEDIプロトコルに対応するEDIエンジンソフトウェア「HDC-EDI Base」、マルチプラットフォーム対応の企業内・企業間ファイル転送ツール「HULFT」、そして、今回新たにセゾン情報システムズが開発したデータ連携管理ソフトウェア「HDC-EDI Manager」から構成されている。 「HDC-EDI Manager」は、「HDC-EDI Base」と「HULFT」の管理情報を一括連携登録する機能や、これらのログ情報を一括表示する機能を搭載しており、Web画面から統合管理することが可能になる。
「HDC-EDI Suite」の販売価格は230万円からで、セゾン情報システムズ、および同社の販売パートナ経由で販売され、セゾン情報システムズは初年度5億円の受注を目指す。
記者発表に出席したデータ・アプリケーション代表取締役専務取締役武田好修氏は、両社の協業の理由として「団塊世代の退職にともない汎用機の維持が困難になっていることに加え、インターネット普及で次世代EDI普及の兆しが見える。社内・社外をシームレスに連携する製品の需要が高まっている」と説明した。
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