- 2007/10/10 掲載
EMCジャパン、情報共有促進のためリアルコムのKnowledgeMarketを全社導入
EMCジャパンが、KnowledgeMarketを導入するに至った経緯は、まずEMCジャパンの一部門が先行導入を行った。その結果、情報へのアクセス性の向上や双方向コミュニケーションの活性化など業務の効率化や生産性向上が期待できるメリットが得られたため、全社導入に至ったという。「KnowledgeMarketは、閲覧者のフィードバックにより情報の品質を見える化できることに加え、ツール上の活動履歴を蓄積したKnow-Whoデータベースにより、個人の強みや専門性を炙り出せる」とEMCジャパン 執行役員事業推進本部長 鈴木信彦氏は導入の要因を語る。
導入後の具体的なアクションとしては、全社の情報共有はKnowledgeMarket上で行うことを明文化、全社と部門ごとのポータルサイトへ既存システムの情報を移行・集約した。今後は、業務情報のやり取りにknowledgeMarketを利用することで、社員同士がやりとりを行う、双方向性のある情報共有が可能になる。また、既存システムとのリンクを設けることで散在する情報へのアクセスが容易となる。各ポータルでは、担当分野ごとのカテゴリーを設け情報共有を推進していくことで、いわゆるKnow-Who(誰が何に詳しいのか)を構築し、社員どうしの自発的なやりとりを促進し、個人が持っている知識・ノウハウを組織全体で共有できる環境を整えたという。
「導入から1ヶ月経過した現在では、約半数の社員が毎日アクセスするまでになりました。今後は、情報 x 個性が生み出す化学反応を活用して、EMCジャパンが次なるステージへ飛躍することを期待しています」「さらに、今後の展開として弊社の『Documentum』や『Centera』とKnowledgeMarketとの連携も視野に入れた検討を行っています。そうなれば、エンタープライズ・コンテンツ・マネージメント・ソフトウェア『Documentum』やアーカイブストレージ『Centera』が内部統制やコンプライアンスまでを包括した情報管理を実現し、さらにKnowledgeMarketが情報の共有と活用を容易に行える環境を補完することで、ますますビジネスにおける情報活用が期待できます」(鈴木氏)。
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