SAPジャパン、Excelなども使えるCPMソフトウェア販売

　SAPジャパンは、パフォーマンス管理（CPM）ソフトウェアの新製品、「SAP Business Planning and Consolidation5.1」の日本語版を本日から提供開始する。

　SAP BPCは、計画立案、予算編成、見込管理、連結管理などの経営管理業務を支援するソフトウェア。Microsoft ExcelやWebブラウザをインターフェースとして簡単に利用できるのが特徴。CFOや経営管理マネージャはリアルタイムに反映される正確なデータに基づき、効率的な意思決定が可能になる。

　現在、企業のCFOは、経理・財務業務に加えて、企業収益への貢献を強く求められている。SAP BPCを利用することで、企業の統括会社や本社は、各地の販売会社、製造・開発拠点と簡単に経営データを共有することができる。連結と予算を同一プラットフォームで実現しているため、本社や子会社の予算データをSAP BPC上に収集することが可能。CFOは国内外のグループ拠点からデータを迅速に収集・集計し、常に最新かつ正確なデータを参照できるようになる。

　バイスプレジデント、ストラテジック・インダストリーソリューション統括本部の桐井健之氏は、今後の販売戦略として、「SAP　ERPの既存のユーザー、拠点が多いなどの予算管理・連結管理の面で困っている顧客などを対象に販売を行っていきたい」と語った。