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ITX社の100%子会社アイ・ティー・テレコムは26日、Qript社が開発したセキュアインスタントメッセンジャー「ヨクト」を基盤とした内部統制対応総合ITソリューションの販売を開始すると発表した。
ITテレコムは、携帯電話などの移動体販売事業、通信回線、ネットワーク機器、Web会議サービスといった法人向けブロードバンドサービス事業を展開している。今回の内部統制対応ソリューションの販売に伴い、日本版SOX法を視野に入れ、特にISO27001の取得を進めている企業に対し、通信インフラからアクセス端末までを考慮した総合ITソリューションの販売を強化する。初年度は、1億円の売上を見込んでいるという。
Qript社が開発したヨクトは、システムを社内に設置し社員がやりとりしたメッセージ内容も含めアクセス記録を生ログとして、すべて記録する。また、通信も暗号化されるため「情報漏洩対策」や私的利用といった観点において、企業の管理者が十分にモニタリングできるよう設計されている。さらに、仮に情報漏洩が発生した場合でもその原因を探る検索性にも優れているという。
通信インフラからアクセス端末までを考慮した総合的な運用設計を行うことにより「情報共有促進」と「情報漏洩対策」を実現する内部統制対策を支援するより強力なソリューションとして提供可能になるとしている。
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