インターコム、ID監視やレポート・IT資産管理などの内部統制強化システム「MaLion 2.0」を発売

　インターコムは8日、内部統制強化システム「MaLion 2.0」を8月末から販売すると発表した。価格は100クライアント105万円（税込）。URLカテゴリ分類機能とWebフィルタリング機能のみオプションで、前者は21万円（税別）を予定している。

　本製品は、IT全般統制を支援するツールとして、PC操作監視、ログ管理、不正PCのアクセス管理、IT資産管理、レポート作成、運用管理支援といった機能を提供する。

　最新版では、社内で運用されているすべての財務システムのID/パスワードのログを取るなどしてクライアントPCなどを監視する機能、さらに資料作成を支援する30種類以上のIT統制レポートテンプレートを搭載。同ソフトのクライアントが導入されていないPCにおいては、利用できないように暗号化する機能なども新たに備えた。

　その他、USBメモリが持つ固有の識別IDを利用して、特定のUSBメモリの利用のみを許可する機能なども持つ。また、ネットスター社が提供するDBを利用したWebフィルタリング機能を用意している（オプション製品）。