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サン・マイクロシステムズとシスコシステムズは12日、ディザスタリカバリ分野で協業すると発表した。両社は、新たに暗号化された通信経路を利用したディザスタリカバリソリューションを、伊藤忠テクノソリューションズを通じて提供する。
両社が提供する「セキュアDRソリューション」は、長距離かつ回線遅延の多い環境でも安定したパフォーマンスを発揮するサンの非同期型レプリケーションソフトウェア「Universal Replicator(Sun StorageTek(TM) 9990V/9985Vに実装)」と、高圧縮でかつストレージ ネットワーク環境をセキュアに保つシスコのマルチサービスモジュラ スイッチ「Cisco MDS 9222i」を組み合わせている。
従来、あまり重要視されていなかったディザスタリカバリーにおけるプライマリサイトからセカンダリサイトへの安全なデータ伝送に関して、セキュリティの強化・情報漏えい対策を実施する。
同ソリューションの提供にあたり、日立製作所が運営する「ハーモニアス・コンピテンス・センタ」の施設・機材を利用し、実環境に即した共同検証実験を実施した。災害時におけるデータの復旧・修復、またストレージネットワーク上に流れるデータのセキュアな保持について、それぞれのパフォーマンステストを行い、エンドユーザに「安全にデータが伝送され、かつサービスを提供し続ける」システムであることを実証している。
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